Demon Slayer Infinity Castle は史上最高のアニメ映画なのに、日本では勝てなかった

Fill Nuc
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2026年3月5日Anime
Demon Slayer
Demon Slayer Infinity Castle movie playing on a theater screen showing Tanjiro and Nezuko with 39.7 billion yen box office numbers glowing around the audience

397億円でも歴代2位

ちょっと脳がバグりそうな数字を出すよ。397億1077万4400円。これが2026年3月2日時点でDemon Slayer: Infinity Castleが日本の興行収入で叩き出した金額だ。公開から228日、動員数2710万人。この春、いよいよ"ラストラン"に入り、劇場から姿を消すことになる。 世界規模で見ると、もっとヤバい。Infinity Castleは初回上映だけで全世界7億7800万ドル以上を稼ぎ、アニメ映画の歴代興行収入1位に輝いた。次々と各市場の記録を塗り替え、アニメがもうニッチなジャンルじゃないことを証明してみせた。完全に興行収入の化け物だ。

あと一歩、届かなかった

でもここからが面白い。これだけの成績を残しながら、Infinity Castleは日本国内ではMugen Trainを超えられなかった。2020年公開のあの映画は国内興収400億円超え。誰もが「今度こそ抜かれるだろ」と思っていた記録だ。Infinity Castleは397億円まで肉薄したけど、わずかに届かないまま上映終了を迎えることになる。 不思議な負け方だよね。世界歴代1位のアニメ映画が、自分のフランチャイズの前作にホームで勝てなかったんだから。Mugen Trainにはコロナ明けの"映画館に行きたい欲"という一度きりの追い風があった。あれを再現するのは無理がある。とはいえ、日本映画歴代2位の興行収入って、別にがっかりする話じゃないだろう。
Anime executive in a white suit standing before a holographic display showing film reels and a globe, representing the Sony and Kadokawa ANIMEC partnership reshaping the global anime industry

SonyとKadokawaがそのための会社を作った

タイミングが完璧すぎる。Infinity Castleがラストスパートに入るまさにこの時期に、Aniplex(Sony)とKadokawaがANIMECという新会社の設立を発表した。アニメ映画の配給とプロモーションに特化した会社で、名前は"anime"と"cinema"を組み合わせたもの。業界の二大巨頭がアニメの劇場展開に本気で勝負を仕掛けてきた、ってことだ。

ANIMECは何をする会社なのか

考え方はシンプル。ANIMECは全国規模の劇場プレミアからTVアニメの特別上映まで、すべてを手がける。コンテンツホルダー、劇場運営者、ファンをつなぐ架け橋となり、傘下のすべてのアニメ作品のリーチを最大化するのが狙いだ。 Demon Slayerにとって、これはデカい。Aniplexはすでにフランチャイズの制作と配給を管理していて、ANIMECが加わることで、残りのInfinity Castle2作品はさらに攻めたグローバル展開が可能になる。最適化されたリリース戦略、より緻密なマーケティング連携、そしてアニメ映画をデカくすることだけが存在理由の会社。そういう話だ。 これは突然降って湧いた話でもない。Sonyは2025年初頭にKadokawaの株式10%を取得し、筆頭株主になっていた。ANIMECはそのパートナーシップの自然な次のステップであり、Demon Slayerが明らかにその中心に据えられているフランチャイズだ。
Tanjiro and Nezuko Kamado sitting together outside a Japanese castle at sunset with Demon Slayer movie posters and cherry blossoms in the background

Part 2は今年じゃない

先に言っておこう。Demon Slayer: Infinity Castle Part 2は2026年には公開されない。Ufotableが最近のプロモーション資料でこれを明言している。制作規模を考えれば驚くほどのことじゃないけど、早い公開を期待していたファンにはキツい話だ。 朗報もある。Infinity Castleは2026年3月6日から北米とイギリスの劇場で特別上映として復活する。初回を見逃した人も、もう一度大スクリーンでAkazaとの戦いを体験したい人も、これがチャンスだ。

待つ価値はある

Part 2は2027年のどこかで公開される見込みで、Infinity Castleのクオリティを見れば、待つ価値は間違いなくある。Infinity Castle編はDemon Slayerの原作の中でも最も激しい展開が詰まったパートで、Part 1はまだその表面をなぞっただけだ。この先に控えている上弦の鬼との対決は、とんでもないスケールになる。 ANIMECが配給サイドを担当することで、Part 2とPart 3はこれまでにない規模での劇場展開が約束されている。Demon Slayerはただ終わるんじゃない。アニメ映画史上最大のフランチャイズとして、最高の形で幕を閉じようとしている。
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