グリフィスの軍勢がクシャーンを殺戮する中、影のようなラクシャスと竜の鎧を纏ったグルンベルドという2人の追随者が新たに姿を現す。丘の上から鳥の目を通してその光景を見ていた若い魔女は、グリフィスを「光の鷹」ではなく「闇の鷹」と名付ける。
グリフィスが見守り、ソニアが近くで立ち尽くす中、ゾッドとロクスは殺戮を続ける。気を取られているグリフィスを捕らえようと決めたシラットは2人のターパサを送り込み、彼らは一斉に飛びかかるが、跳躍の途中で少女の両脇に撃ち落とされる。攻撃者は彼女の膝ほどの高さしかない小さな黒い影で、マントを羽織った姿へと立ち上がり、その顔は歯で縁取られた三つ目の仮面の裏に隠されている。バーキラカの最高峰と知る戦士たちに失望したその者は、クシャーンの追放者ラクシャスであるとターパサに見破られる。
ラクシャスはグリフィスに対し、同じ信託によってここへ引き寄せられたと語り、いつか彼の命を奪うことと、それまで彼を守ることを同時に誓い、微笑む鷹はそれを受け入れる。その後、ラクシャスは振り向き、蛇のようにターパサの攻撃をすり抜けていく。一方、クシャーン軍は正門を閉ざそうと格闘するが、門は内側に破られ、一番近くにいた者を押し潰す。瓦礫の中から、戦鎚と竜の盾を携えた、竜の意匠の鎧を身に纏う巨人グルンベルドが歩み出てくる。彼は盾の竜の顎から大砲を放ち、さらにその基部から二本の刃を伸ばして、恐怖に慄く兵士たちを虐殺する。
「風の咆哮」はグリフィスによるクシャーン占領都市への強襲を描いた前後編のエピソードタイトルである。後編にあたる第184話では、彼の従者であるラクシャスとグルンベルドの2人が新たに姿を現し、魔女シールケが初登場してグリフィスを「闇の鷹」と呼ぶ。
ラクシャスはクシャンからの追放者であり、3つの目と歯で縁取られた仮面をつけ、マントを羽織った小柄な姿で登場する。彼はシラットのターパサ二人を打ち倒し、同じお告げ(神託)に導かれてここへ来たことをグリフィスに伝えると、いつかグリフィスの命を奪うこと、そしてその時が来るまで彼を護衛することを誓う。
グルンベルドは竜を模した鎧を身にまとった巨漢であり、閉ざされた正門を破って突入すると、盾の竜の口から砲撃を放ち、さらに2本の刃を伸ばして恐れおののくクシャーン兵たちを斬り倒す。
丘の上から鳥の目を通じてグリフィスの群れを観察した末、若い魔女シールケは、グリフィスが「光の鷹」ではなく、世界に苦痛と悲劇をもたらす運命を背負った「闇の鷹」であると結論付ける。
シラットは気を取られたグリフィスを捉えようと2人のターパサの戦士を同時に跳躍させるが、グリフィスに到達する前にラクシャスが空中でふたりを斬り伏せる。
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