ガニシュカは人間の姿を捨て、使徒たちに雷撃を放つ巨大な霧の体と化す。一方、再生の塔では、影の侵入者がシャルロットの刺繍したグリフィスの姿と寸分違わず重なり合う。
寺院の惨状から姿を現したシラットは、変身した使徒たちによってガニシュカの邪鬼(ダカ)が敗走させられるのを目にし、バルコニーから見下ろす皇帝を見つける。あの男は人間ではないというラクシャスの警告が彼の脳裏に響く。下方では、ロクスが邪鬼に囲まれて立っていたが、槍を突き出したままその場で旋回し、傷一つ負わずに彼らをすり抜ける。通過した後に初めて、その旋回が彼ら全員の首を刎ねた一撃であったことが明らかになる。
感銘を受けつつも、鷹の団が無数の邪鬼や妖獣(ピシャチャ)を突破できるか疑問視するガニシュカだったが、潜んでいたアーバインが放った矢に射抜かれる。射手の衝撃をよそに、矢は皇帝の体を傷つけることなく通り抜け、その体は霧散する。やがて霧で形作られたガニシュカの巨大な顔がアーバインの背後に現れ、彼が立つ屋根を吹き飛ばすが、アーバインは逃れる。顔が持ち上がるとその下に巨大な霧の体が形成され、下の使徒たちに雷撃の濁流を浴びせ、数体を瞬時に死に至らしめる。彼は生き残った者たちに屈服を命じるが、ロクスだけがそれに抗う。ガニシュカは、月を横切って滑空する有翼のシルエットに気づかない。
再生の塔では、シャルロットがまたしてもグリフィスの肖像を刺繍しており、窓の外を見つめるアンナは、遠くの雷鳴をガニシュカの雷撃ではなく嵐によるものと誤解する。終わりのない刺繍が王女の体を蝕んでいるのではないかと恐れたアンナは寝床につくよう促す。シャルロットは同意するが、一人になると布団の中で道具を取り出して作業を続ける。突然の突風に視線を向けると、開いた窓辺の影の中に男がひっそりと立っていた。怯えた彼女は刺繍したグリフィスの姿を顔に押し当て、その見知らぬ男のシルエットが肖像とほぼ完全に一致することに気づく。
ロクスは一回の旋回攻撃で囲んでいた邪鬼(ダカ)の首を撥ねる。アーバインの矢はガニシュカをすり抜け、皇帝が体を霧散させられることが判明する。ガニシュカは巨大な霧の姿となって雷撃を放ち複数の使徒を殺害するが、ロクスは降伏の命を拒否する。ゾッドの有翼のシルエットが気づかれずに月を横切る。再生の塔では、シャルロットの部屋に影の人物が現れ、彼女の刺繍したグリフィスの姿と一致する。
千年帝国の鷹篇におけるこのエピソードで、ガニシュカは人間の姿を捨てて巨体な霧の身体となり、雷を放って複数の使徒を殺害する。一方で、シャルロットの寝所には、彼女が刺繍したグリフィスの姿と一致する謎の鎧の侵入者が現れる。
「魔神」のエピソードにおいて、ロクスはダーカの包囲の中で槍を伸ばして一回転し、彼が通り抜けた後に初めて兵士たちが倒れる。その一回りの一閃によって、全員の首が一挙に切断されていたことが明らかになる。
「鬼神」の回でアーバインがガニシュカを射た際、矢は皇帝の体を傷つけることなく通過する。バルコニーにいた姿は実体ではなく、ガニシュカが自らの体を霧散させられることが明らかになる。
ガニシュカは人間の姿を捨てて霧でできた巨大な身体となり、下方にいる使徒たちへ猛烈な雷撃を浴びせて数体を即死させるが、ロクスだけは服従の要求を拒否する。
「魔神」の回において、シャルロットが刺繍をしている最中に開いた窓辺に影のある人物が現れ、そのシルエットは彼女が刺していたグリフィスの姿とほぼ完全に一致していた。
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