ロデリックの船員たちは、心に穴が開き意気消沈したガッツをシーホース号へと運び込む。セルピコはファルネーゼを呼び、パックが彼をシールケやイヴァレーラとともに座る彼女のもとへと案内する。彼女たちの無事を喜びつつも、セルピコはガッツ、キャスカ、そして月光の幼子の姿が生存者の中にないことに不安を覚える。ファルネーゼはグリフィスがエルフヘルムを襲撃した際に何もできなかった己を責めて泣き崩れ、イシドロもまたその悲しみを分かち合うのだった。
モルダが到着してみんなを落ち着かせ、ファルネーゼとシールケを連れ出して魔法で負傷者の治療にあたらせる。彼女はガッツが生存して船内にいるものの、うわ言を呟いて手がつけられない状態だったと報告し、船上で狂戦士の甲冑が発動すれば惨事になると警告する。シールケはパックとイヴァレーラを連れて彼を探しに向かう。貨物の半分は沈んだものの生存者は全員乗船したと知らされ、ロデリックは船員たちに直ちに西の海へ出航するよう命じる。
ガッツは虚ろで無反応な状態のままシーホース号に運び込まれ、船倉に一人閉じこもり、己の剣に対する信条すら揺らぎ始める中で苦悩の底に沈んでいく。
モルダは、ガッツがシーホース号に乗っている間に狂戦士の甲冑が発動すれば悲惨な結果になると警告する。ガッツは直前に独り言をつぶやき、正気を失っている様子が目撃されていたためである。
グリフィスがエルフヘルムを襲撃した際に助けることができなかった責任を自分自身に感じ、ファルネーゼは涙を流して崩れ落ち、イシドロもその悲しみを分かち合います。
セルピコは、無事に船上に集まった生存者の中にガッツ、キャスカ、月下の幼子の姿がないことに不安を覚える。
ガッツは、何も頼るものがなく誰も傍にいなかった時も「ドラゴンころし」だけが常に自分と共にあった傭兵時代を思い出しており、剣に対する信念が揺らぐ中で、深い苦悩に苛まれながら座している。
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