セルピコはパックを伴い、シーホース号の外でイシドロを見つけ、キャスカの位置を特定する儀式を行うというシールケの計画を伝える。島の霊基と巨木の大桜が失われたことで、大半の魔女たちは力を失いつつあるが、異郷からの来訪者である自分たちは最悪の事態を免れており、シールケが最後の希望であると説明する。彼女は儀式を開始し、トランス状態に入るあいだ肉体を護るようファルネーゼたちに頼む。そして興味津々のロデリックに対し、魔術師であろうとなかろうと、場にいる全員が一点に意識を集中させることが必要なのだと説明する。
マニフィコは彼女が単に居眠りをしているだけだと思い込むが、妹は彼を制する。師は意識を幽界、そしてその先へと拡張しているのだと。シールケの光る幽体は船を離れて漂い、空を覆い水平線へと伸びる「龍の道」と呼ばれる枝分かれした形状を目にする。一方向に流れる濃厚なオドの流れに引き寄せられた彼女は、これほど集中したエネルギーを引き込める場所は一つしかないと推論し、その後を追う。下方では、ガッツが「ドラゴンころし」へと千鳥足で歩み寄るが、剣が黒い影を投げかけると「闇の獣」が解き放たれ、力の誘惑で彼を唆す。
捕らわれたキャスカの居場所を探り出すため、シールケは幽体を幽世へと飛ばす儀式を行なう。その際、彼女はトランス状態にある間、ファルネーゼたちに自身の肉体を守るよう頼んでいる。
シールケの光り輝く幽体はシーホース号から離れて漂い、空に広がる『龍の道』と呼ばれる枝分かれした筋を発見し、キャスカが囚われている場所へと流れているに違いないと彼女が推測するオドの濃い流れを辿っていく。
シールケが儀式を行っている間、ガッツの影から『闇の獣』が解き放たれ、力を与えると彼を誘惑します。獣は『ドラゴンころし』の上に立つ全裸のグリフィスの幻影を見せ、ガッツは身体を震わせ嘔吐してしまいます。
スケリグ島の基盤と大桜の霊が失われたことで多くの魔女が力を失いつつありますが、外部からの訪問者であるシールケはその深刻な影響を免れているため、彼女がキャスカの行方を追う一行の最後の希望となっています。
ガッツが「闇の獣」に圧倒されているまさにその時、クシャーンの襲撃隊がシーホース号に乗り込んで船倉に到達し、うつ伏せで倒れながらも未だ剣の柄を握りしめている彼を発見します。
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