夜になって捜索に出た綾瀬桃と高倉健は、ターボババアが「金色の霊気に包まれている」と言う行方不明の玉を追う。何も見つからないため、ババアはその強力な生命力に引き寄せられ、霊や妖怪が持ち去ったのだろうと考える。三人は手ぶらで家へ戻り、綾瀬星子が助けを呼ぶと申し出るとともに、高倉健にターボババアの力を抑え込むよう念を押す。翌日、神高校では、男子のクラスメート数人が桃に紹介してもらおうと高倉健に近づく。一人が彼女をかわいいと言うと、同じ思いが頭をよぎった高倉健は顔を赤らめ、すぐにそれを振り払って、彼女をただの友達だと強調する。
すると別のクラスメートが桃に関する下劣な噂を口にし、高倉健の怒りがきっかけで思わずターボババアの姿へ変身してしまい、相手の少年を驚かせる。落ち着きを取り戻して謝罪し席につくが、今度はリュックからターボババアが飛び出し、人前での変身を見届けたことを大喜びする。高倉健は彼女を隠すため教室を飛び出し、力を戻そうとする彼女の誘いを断り続ける。そこに桃が現れると動揺が募り、先ほどの思いが再びよみがえる。目を合わせられずに逃げ出し、ターボババアを校内に放ってしまう。後日、桃は友人の美子から、ある生徒の誹謗中傷に対して高倉健が自分を守ってくれたと聞き、驚く。一方で、桃が洗面器を落とした相手・愛羅は、彼女の超能力を持つ手を見て「桃は悪だ」と決めつけ、その嘘を広めることになった経緯を思い出す。彼女は拾った金色の玉を取り出し、自分の美貌ゆえに天から授かった印だと確信する。
桃とオカルンは捜索をしても収穫がなく、ターボババアは霊が玉を奪ったのではと疑う。桃に関する汚い噂が広まり、一緒に寝たのかと問う少年を脅したオカルンが変身してしまう。ターボババアは校内を徘徊する。
オカルンは桃がかわいいと気づく。白鳥愛羅は、洗面器が落ちた際に桃の能力を目撃し、それが噂を広めるきっかけとなったことが明らかになり、拾った金色の玉は自分の美しさゆえに天から遣わされたものだと信じている。
本章は第2巻「アクロバティックシルキー編」、そして「金玉探し編」に属する。全19ページで、2021年6月22日に刊行され、第11話と第13話の間に位置する。アニメ第6話では本章のエピソードが映像化されている。アンズとツバメが回想シーンで登場する。
第12話「どうやら彼もついに彼女の可愛さに気づいたらしい」では、行方不明の玉探しの展開から、オカルンが綾瀬桃に芽生えた恋心へと移り変わります。一方で、桃の力を垣間見た白鳥愛羅は、残酷な噂を流し、自分こそ救世主の証であると信じる金色の玉を懐に入れます。
第12話では、クラスメートが桃を可愛いと呼んだ瞬間、オカルンは顔を赤らめ、同じ思いが頭をよぎります。彼はその感情を振り払おうとし、桃をただの友だちだと強弁しますが、結局は桃が可愛いのだと悟ります。
第12話で明らかになるのは、桃が洗面器を落としてしまった相手である白鳥愛羅が、その際、桃の超能力的な手を見たことで彼女を邪悪だと決めつけ、それゆえに桃に関する残酷な噂を立ち上げたという経緯です。
第12話で、白鳥愛羅は拾った金色の玉を取り出し、それが自分の美しさゆえに天から授かったものであり、世界を救う宿命の印だと確信します。
第12話の出来事は、『ダンダダン』のアニメ第6話で映像化されています。同話は第2巻「アクロバティックシルキー編」、そして「キンタマ狩り編」に収録されています。
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