ジェットブースター・エクソスーツを操縦していたクーは、破損したスーツの外で、鹿島玲子の領域にも似た荒廃した風景の中に目を覚ます。立ち上がることすらままならない彼女のもとにセント=ジェルマンが現れ、壊れたスーツが自分のものかと軽く尋ね、代わりのスーツを探すよう勧める。彼は、ある一件で彼女の協力を必要としていることを明かし、断ることも許すが、地球の重力がきわめて厳しいため、自分なしでは命が保てないと警告する。彼女のふらつく足が、その言葉を雄弁に物語っていた。
綾瀬家の道中、白鳥愛羅とジジは運次をじっと睨み続けるが、桃が「いつまでそんなことを続けるつもりなのか」と口に出して問う。愛羅は不信感をあらわにし、運次の肩をすくめる仕草にさらに苛立つ。家主の万次郎のバンが玄関先で待っている。万次郎は戸惑うジジに、邪視の指示で観光客が集まっているのだと説明する。聖子が荷物を持って現れ、包帯についての質問をあしらいながら、桃を本来の体に戻せるかもしれない島根への旅を告げる。この知らせに皆が勇気づけられる。オカルン、ジジ、愛羅は速やかに荷造りすれば同行を許され、さらに、運次、来也、大輝が呪われたトランクの被害者であると知った聖子は、彼らも招待し、運次の金銭面での心配を手振りで打ち消す。
そこに金太がホバーボードで駆けつけ、コウキとの会談後に恐喝者が姿を現し、現在、沢木琳が彼らを尾行して体育館へ向かっていると告げる。桃は友人を助けるために出発を延期したいと願うが、聖子は明日のスーパームーンの丑の刻に間に合わせるため、今すぐ出発するよう強く主張する。愛羅は残ると申し出、オカルンもまた、桃が元の姿に戻るのを見たいという思いを抱えながら、それでも残ることを選び、詫びる。桃は彼を許し、仲間たちを助けるために向かうよう伝え、自分が正常な姿に戻って帰ってくると約束する。オカルン、愛羅、金太は学校へ向けて一目散に走り出し、一方、体育館では、村上が後ろから迫るなか、琳が壁の陰に身を潜めている。
セント=ジェルマンは、ジェットブースター・エクソスーツを操縦していた宇宙人に近づき、彼女を味方に引き込む。その後、一家は帰宅し、運次、来也、大輝も同行させて聖子に会わせる。聖子は、スーパームーンの夜の丑の刻にしか行えない儀式のために、全員を島根へ急がせる。新しく加わった三人も連れて行く。金太が駆けつけ、コウキを脅していた恐喝者が現れ、琳が体育館へ向かう彼らを追跡していると報告する。オカルンは、桃が正常な姿に戻って帰ってくることを誓わせた後、愛羅、金太とともに急いで戻り、一方、村上は不穏な意図を秘めたまま、琳の背後に忍び寄る。
2025年1月21日に『究極の妖怪サーガ』収録の第21巻として刊行された本章は、「コズカナイフ編」において二つの展開を描く。一つは、セント=ジェルマンが遭難したエクソスーツ搭乗者を味方につける場面、もう一つは、桃を本来の体に戻せる可能性のあるスーパームーンの儀式を目指して聖子たちが島根へ急ぐ様子だ。
第182話「何かが餌に食いついた」では、サン=ジェルマンが遭難したエクソスーツの宇宙人を味方に引き入れる一方、綾瀬星子は綾瀬桃を取り戻すため、一家を連れてスーパームーンの儀式を行う島根へ急行する。坂田金太が恐喝者の再出現を報告し、オカルンは手伝うために残ることを選ぶ。
第182話で星子は、桃を本来の身体に戻せるかもしれない島根への旅を告げる。その儀式は、まさにその夜の丑の刻に行われるスーパームーンの間にしか行えないので、彼女は皆を急いで出発させようとする。
第182話でサン=ジェルマンは、ジェットブースター・エクソスーツを操縦していたクル族の宇宙人に接近し、彼女を味方に引き込むよう説得する。地球の強大な重力は彼の助けがなければ彼女を滅ぼしてしまうと警告すると、彼女のふらつく足がその言葉を裏付けている。
第182話で坂田金太が、小木の恐喝者が姿を現し、沢木琳が彼らを尾行していると報告する。桃の復帰を心から願いながらも、オカルンは残って手伝うことを選び、桃に謝罪する。桃は彼を許し、必ず元通りに戻ってくると約束する。
第182話は2025年1月21日に『究極の妖怪サーガ』の巻きとして、『コズカナイフ編』の一環として第21巻に収録されて刊行された。本編では、サン=ジェルマンによるエクソスーツの宇宙人の勧誘と、星子の島根への急行が動き出す。
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