綾瀬桃との仲直りを決意して、オカルンはB組へ向かうが、そこで美子や圭、ジジ、リリナとともに笑い合っている彼女の姿を見て足が竦み、そっとその場を離れる。しかし桃にその動きを見られてしまう。一方、沢木琳とバモラは坂田金太に桃が元に戻ったことを伝え、彼は彼女に会いたいのだと思い込み、琳の「距離を取ってあげて」という忠告も振り払いながら急いで駆け出す。バモラも同行し、二人ともオカルンがどこへ行ったのか首を傾げる。
授業中には桃に近づけないオカルンは、美子や圭と談笑する彼女の後ろを影のように付きまとい、二人きりになれる瞬間を探し続ける。しかし訪れるチャンスをことごとく逃し、ベンチに座り込んでためらってしまった自分を激しく責める。かつて桃が白鳥愛羅を入れられなかったことを思い返し、同じように無表情な視線を向けられるのではないかと怯える。立ち去ろうと身を起こしたとき、友人たちと一緒にいる彼女を目にして、反射的に姿を隠すが、かえって自己嫌悪が深まるばかりだ。
その後、オカルンは桃が一人でいるところを見つけて好機と捉えるが、角を曲がった先で待っていた彼女に、ずっと尾行していたことを気づかれてしまい、何か用があるのかと問われる。同じ道を歩いていただけだと弁解するも、そのルートは非常口へと通じるだけであり、睡眠不足が理由だという二度目の言い訳も通用しない。桃に正面を向くよう命じられると、オカルンは一目散に逃げ出し、追跡劇の末に彼女に頭を抱え込まれて真実を迫られる。彼が涙を浮かべているのに気づいた桃は手を離すが、オカルンは泣いていないと強弁する。桃は、自分にはオカルンや愛羅の記憶がないものの、ジジから親しい友人だと聞いており、教室の戸口で彼の気配を感じたときに不思議な安堵を覚えたと打ち明ける。話を聞かされたオカルンは、本当の友達だったわけではないと告白し、彼女に無理をして付き合う必要はないと言い放つ。それでも今度こそ自らその友情を築くと涙ながらに誓い、彼女に話しかけないでほしいと頼む。桃は彼に向き直らせ、目を合わせるように求めるが、彼は視線を逸らし、彼女を落胆させる。
桃と話すのが緊張しすぎて、オカルンは校内を彼女に付きまとってしまう。琳の忠告をよそに、金太とバモラが彼女に挨拶をする。桃はオカルンを問い詰め、初めて彼を見たときに安堵を感じたと打ち明ける。それはジジから彼が大切な友人だと聞いていたからでもある。オカルンは涙を流しながら、無理に友達になる必要はないと訴え、今度こそ自らその絆を築きたいと願う。桃は慰めの言葉をかけるが、オカルンは恥ずかしさのあまり彼女の目を見ることができないままだった。
「オカルンの決意」と題されたこの20ページの章は、究極の妖怪サーガの一環である六つの呪い編を引き続き展開する。内容はほぼ全面的に、桃とオカルンの関係のぎこちない再スタートに焦点を当てており、以前の誓いを果たそうと苦闘するオカルンの姿を通じて、コメディタッチと脆さを前面に押し出している。
第213話では、記憶を失った綾瀬桃との仲を取り戻すために勇気を奮い立たせる高倉健が描かれ、彼女を学校中で尾行するうちについに見つかってしまい、二人は失われた友情についてようやく向き合って話し合う。
記憶を失った綾瀬桃に直接話しかけるのが緊張しすぎるため、高倉健は二人きりになれるチャンスを狙って彼女の後ろをつけるが、白鳥愛羅と同じように無表情な視線で迎えられるのではないかと恐れている。
綾瀬桃は高倉健がずっと自分のあとをつけていたことに気づくと、彼を問い詰め、彼の言い訳を見抜いて追いかけ、頭を抱え込むようにして真実を迫る。
綾瀬桃は高倉健のことは思い出せないが、ジジから彼が大切な友人だと聞かされていたこと、そして教室のドアの前で彼の気配を感じて不思議な安堵を覚えたことを認めている。
高倉健は涙ながらに、実は二人は本当の意味で親しい友人ではなかったのだと告白し、綾瀬桃には自分に構う必要はないと言いつつ、自らその友情を勝ち取ると誓い、無理に自分と友達になろうとしないでほしいと頼む。
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