デートの誘いを冷たく断られたことで傷ついた綾瀬桃に対し、彼女が悪意と受け取ったその申し出を、オカルンは冗談だと切り抜け、立ち去るが、桃は納得していない。彼女の心を取り戻そうとする不器用な試みに恥じ入りながら、照れる桃が戸惑い気味に振り返る中、オカルンは去っていく。
翌日、高倉健が掃除をしている神社を訪れたオカルンは、新たに身につけた鬼の棍棒の扱いを自慢したくて仕方がない。万二郎も自分で操ってみるが失敗する。「修行」を重ねてきたはずなのにどうしてなのか問われた万二郎は、実際には授業といっても雑用ばかりで、ブーチューブに夢中だったため何も教えられなかったと打ち明ける。オカルンは、万二郎も綾瀬星子と同じく生ぬるいとぼやく。
外では、白鳥愛羅とジジに会い、前日の桃との出来事やセルポ星人について話を振り返るとともに、今は力を持たない桃を見守ってほしいと頼む。ところがジジからはさらに悪い知らせが届く, バモラは怪獣スーツの修理中で不在だというのだ。愛羅が、あの襲撃で桃の記憶は蘇ったのかと尋ねるが、オカルンはまだ何ひとつ戻っていないと答える。彼は愛羅やジジにも鬼の棍棒が使えるか確かめたいと考えるが、テストの前に一行は桃とターボババアに出くわす。桃がそっぽを向いたのを見て、愛羅がその冷たさを叱責すると、桃は彼らの方など見たくないと言い放つ。ジジが何があったのかと小声で尋ねても、オカルンはただ張り詰めた空気だけを感じるばかりで答えられない。それを聞きとがめられた桃は、馬鹿げたデートの策略をぶちまける。グループが口論に陥りかけたところで、バモラが突然全員で一緒にデートしようと提案し、全員が凍りつく。
ショッピングモールでは、沢木琳がコウキと一緒に買い物を楽しみ、共通の趣味である吸血鬼と恋愛について語り合う。ほどなく二人は空虚空間へと引きずり込まれ、遠くに佇む三人の人物たちが待ち構えていた。
全20ページにわたる本章「ケンの葛藤」は、究極の妖怪サーガの一環として六つの呪い編を進行させる。オカルンと桃のぎくしゃくした関係を中心にコメディとロマンスを織り交ぜつつ、琳とコウキが新たな闘いへと引きずり込まれるという新たな展開も切り開いている。
桃とのデートを断られたことで空気が張り詰める中、オカルンは万次郎でさえ鬼の棍を使いこなせないことを知る。一方、バモラがみんなで出かけることを提案し、ショッピングモールでは琳とコウキが三人の謎の人物に空虚空間へ引きずり込まれる。
オカルンは神社を訪れ、鬼の棍を自在に操れるようになったことを万次郎に見せるが、万次郎が自ら形を整えようとしても、桃と同じく失敗してしまう。
万次郎は、その教えとは単なる雑用にすぎず、自身もブーチューブに夢中でオカルンには何も教えることができなかったと打ち明ける。
オカルンと桃の間に漂う緊張感を和らげるため、バモラが突然、全員で大きなグループデートに行こうと提案し、一同が凍りつく。
ショッピングモールで、琳とコウキは吸血鬼と恋愛への共通の思いを語り合いながら親しくなるが、その直後に二人は空虚空間へ引きずり込まれ、遠くに三人の人物が待ち構えている。
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