ヒューマライズに仕える射手であるベロスは、“個性”「ロングボウ」によって誘導される矢を操り、オセオン全域で盗まれたブリーフケースを追跡する。彼女は人類から“個性”を剥奪しようとするフレクト・ターンの大義を支持し、自らの力を忠誠と命(要求されれば)で償うべき罪として扱っている。彼女の結末は明かされていない。
緑色のフード付きマントが戦場におけるベロスの目印であり、その左側には赤い矢羽が留められている。ショートヘアと鋭い瞳の双方にミントグリーンが走る。顔の下半分はマスクで隠されており、体格はアスリートそのものである。
彼女のグレーのノースリーブ戦闘服はロゴンやシデロが着用しているものと同じデザインだが、マスクは彼女専用のものである。背中には白い矢筒を背負い、放つための矢を収めている。クリーム色の重厚なブーツ、右手にはワインレッドの手袋、左の人差し指には同じ色の布を巻き付けて装いを完成させている。
ヒューマライズが仕掛けたすべてのトリガーボムを無効化できるマスターキーが入ったブリーフケースを持ち逃げしたアラン・ケイを追跡することで、ベロスは物語に登場する。そのケースは彼らの計画に対する唯一の脅威だった。フレクト・ターンはケースの回収と彼の抹殺のため彼女を解き放った。彼女はバイクで彼を追い詰め、車が事故を起こすまで矢を打ち込んだ。彼女の“個性”「ロングボウ」は左手の親指と小指を弓の両端へと変形させ、放った物体を標的へ追尾させる。車両を撃ち抜くほどの威力を誇るが、弾薬自体の自給はできない。ケースは高速道路から落ち、誤ってロディ・ソウルのものと入れ替わり、彼女はロディが地下鉄に消えていくのを見送った。
路地裏でケースを開けると、そこにあったのは盗まれたジュエリーだった。フレクトは捜索の継続を命じ、“個性”という病を背負うことへの唯一の贖罪は命を捧げることだと念を押した。彼女はロディと緑谷出久の追跡を再開し、警察が二人を追う中で遠距離から狙撃を開始した。出久は「黒鞭」で回避してロディを救い、再びケースを持って逃走した。
ロディはその後、待っている妹弟のララとロロのもとへ帰るためケースを当局に渡そうとしたが、ロゴンが少年は知りすぎたと判断して消そうとした。出久が介入し、ベロスも射撃しながら現れ、ロディを狙った矢が出久の胸を射抜くもポケットのスマホで防がれた。スマッシュ攻撃が彼女を後退させた。数日後、クレイド国境にて、彼女とシデロはヘリから襲撃を仕掛け、シデロが“個性”「アイアンボール」を弾薬として供給して山肌を破壊し尽くした。轟焦凍が氷結でロディを退避させ、爆豪勝己が「爆破」でヘリを撃破した。矢を使い果たし投降を促されたベロスは“個性”を解き、人類救済のヒューマライズの標語を唱えると、ヘリが崖に激突し炎上するさなか、そのまま身を投げた。彼女のその後の消息は明かされていない。
『僕のヒーローアカデミア THE MOVIE ワールド ヒーローズ ミッション』において、ベロスの結末は明確に描かれていない。クライド国境で矢を使い果たして追い詰められた彼女は、人類の救済に関するヒューマライズの理念を口にし、崖に激突して炎上するヘリコプターから足を踏み外して落ちた。
ベロスの「個性」は「ロングボウ」で、左手の親指と小指を弓の端に変形させ、放った矢を誘導してターゲットに追尾させることができる。自身で矢を生成することはできないため、携帯している矢や、シデロなどの仲間から供給される弾薬に依存している。
ベロスは『僕のヒーローアカデミア THE MOVIE ワールド ヒーローズ ミッション』において、反「個性」団体「ヒューマライズ」の指導者であるフレクト・ターンに仕えています。彼女はヒューマライズのトリガーボムを無力化できる盗まれたスーツケースの追跡を含め、彼の命令を迷いなく遂行します。
ベロス自身も「個性」を持っており、ヒューマライズの教義ではそれが病とみなされているため、彼女はフレクト・ターンへの奉仕をその贖罪として位置づけている。彼女は世界から「個性」を消し去るという目的のために、自らの忠誠と命を捧げている。
ベロスは、ヒューマライズが仕掛けた全てのトリガーボムのマスターキーが入ったブリーフケースを持って逃走したアラン・ケイを追うために派遣される。そのケースが代わりにロディ・ソウルの手に渡ると、彼女はターゲットを彼と、何度も彼女の攻撃を退ける緑谷出久へと切り替える。
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