生徒たちはMr.コンプレスを追い詰めながらも後手に回る。手品のような手口で爆豪を奪われ、合宿襲撃は多数の被害者と1名の連れ去りという結末を迎える。責任追及に躍起になる報道陣に雄英が直面する中、1年A組は独自の手で救出作戦を画策し始める。
合宿所に戻った切島鋭児郎は、敵連合が連れ去る前に爆豪勝己を追いかけさせてほしいとブラドキングに懇願する。しかし教師は、戦闘許可が出ているのはすでに森にいる生徒たちだけだと拒否する。そこへ荼毘が教室の扉を爆破して現れ、ブラドキングは自らの血で身動きを封じ、ヒーローを舐めるなと警告する。敵(ヴィラン)は、生徒の行方不明がニュースになれば雄英とオールマイトへの信頼は失墜するため、すでに敗北は確定していると返答する。相澤消太はその姿を打ち砕き、それがプロを足止めするための分身に過ぎないことを見抜く。
回収地点にて、護衛隊はMr.コンプレスに襲いかかるも返り討ちに遭う。彼が玉へと縮み、荼毘が放った炎が緑谷出久と障子目蔵を焼き、トゥワイスが轟焦凍を拘束、トガヒミコが出久に飛びかかるも障子によって引き剥がされる。障子は敵のポケットから玉を奪い取ったことを明かすが、Mr.コンプレスは真の仕掛けを披露する。奪われたのは轟の氷に過ぎず、本物の2つの玉は最初から彼の口の中に隠されていたのだ。お辞儀をする彼の仮面を青山優雅のネビルレーザーが撃ち砕き、口から玉を吐き出させる。障子が1つを掴み取るが、もう1つは荼毘に奪われてしまう。獲物を確認した荼毘は出久の叫びを余所に爆豪をクロギリのモヤの中へと引きずり込む。爆豪が出久に返した唯一の言葉は「来るな」だった。
事態の傷痕は数値として刻まれる。救援隊が森林火災を消火する。生徒40名のうち、15名がマスタードのガスにより重体、11名が負傷、13名が無傷、そして1名が連れ去られた。ピクシーボブは重体、ラグドールは行方不明となり、一方でマスキュラー、ムーンフィッシュ、マスタードの3名は身柄を拘束された。
翌朝、報道陣が校門に殺到する。オールマイトは根津校長、スナイプ、プレゼント・マイク、ミッドナイトと共に被害を検証し、根津は爆豪の気性の激しさが勧誘に適していると判断されて狙われたのであり、彼の寝返りは雄英の終わりを意味すると警鐘を鳴らす。プレゼント・マイクは内通者の存在を示唆するが、教職員の信頼を守るため却下される。塚内刑事からの電話で会議は終了し、敵連合のアジトが特定されたことが告げられる。敵のアジトでは、囚われた爆豪が連れ去った者たちと共に報道を見つめていた。病院では、1年A組の大部分が涙を流す出久の元を訪れる。切島と轟は、八百万百がオールマイトに脳無へ取り付けた発信機について話していたのを聞いたと明かし、救出作戦を提案する。飯田天哉はプロに任せるべきだと主張し、両者が対立する中、切島が出久に判断を委ねる。
通算第45話であり、第3期の第7話。林間合宿編を締めくくるエピソード。日本では2018年5月19日、アメリカでは2019年4月13日に放送され、原作の第82話と第83話をアニメ化。OP曲はODD FUTURE、ED曲はアップデート。
生徒たちとブラドキング、イレイザー・ヘッドの描写はコマ割りから演出が変更されており、護衛隊の攻防戦はヒミコ、障子、出久の揉み合いやMr.コンプレスが元の大きさに戻る描写など大幅に拡張されている。原作では校門が開いたままだった報道陣の押し寄せシーンでアニメでは校門が閉ざされ、怒号が飛び交う演出が加わった。さらに後日談の描写も大幅に増強されており、ラグドールの血に染まったヘッドギア、生徒たちの反応、救助隊の作業風景、ショッピングモールで出久が弔と遭遇した回想、誰もいない教室や廊下、街頭ビジョンや空港で流れる誘拐のニュース、そしてアジトでそれを見つめる連合の姿などが描かれている。
第45話「転転転!」では、Mr.コンプレスが取り戻された2個のビー玉に爆豪勝己と常闇踏陰が閉じ込められていると生徒たちに思い込ませるが、本物のビー玉は終始彼の口の中に隠されており、荼毘が爆豪を連れて逃走することに成功する。
爆豪勝己は捕らえられてしまいます。荼毘が彼を閉じ込めた玉を奪い、黒霧のワープゲートへと引きずり込む中、緑谷出久はただ叫ぶことしかできませんでした。
合宿に参加した40名の生徒のうち、15名がマスタードの毒ガスにより重体となり、11名がその他の負傷を負い、13名が無傷で、爆豪勝己はヴィランに連れ去られる。
第45話は第3期の第7話にあたり、林間合宿編を締めくくります。
第45話は原作漫画の第82話と第83話をアニメ化しています。
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