日本中が見守る中、枯れ果てた真の姿を晒されたオールマイトに、師の名、師の孫、そして尽きかけた肉体という絶望が突きつけられる。人々の声援が彼に代わって応え、ワン・フォー・オールの最後の残り火が一つの拳に集う。
少年時代、八木俊典は志村菜奈に「人々が寄り添える柱になりたい」と語っていた。現在、焦凍と百は安全な場所に到達して出久に電話をかける。勝己はオールマイトが思い切り戦えるよう動いたに過ぎないと「救出」という言葉を断固拒否し、出久は戦場を離れた決断が正しかったのか自問する。
オール・フォー・ワンは弱小だった先代に似ていると宿敵を煽り、怒りの大振りを誘い込んでスキをつき吹き飛ばす。オールマイトは報道ヘリに激突しかけるがグラントリノに救われ、前回の戦いでも同様の挑発に嵌まったことを思い出される。クラスメイトや教師陣が恐怖に震えながら中継を見守る中、ヴィランは手塩にかけて育てた弟子がヒーロー社会を崩壊させようとしている時に自らの手で引導を渡すことへの複雑な心境を語りつつ、自分が築いた全てを壊したオールマイトへの憎悪を口にする。次の一撃は瓦礫の下に取り残された一般市民へ向けられ、オールマイトは自らの身体でそれを受け止める。
衝撃によって、全国生中継の中で彼の姿は本来の痩せこけた形相へと変貌してしまう。オール・フォー・ワンはその脆弱さを晒すことで名声を失墜させると告げるが、オールマイトはどんな姿であれ心には「平和の象徴」が宿っていると返す。ヴィランは最も残忍な一札を切り、死柄木弔が志村菜奈の孫であることを明かす。菜奈に教え込まれた笑みが揺らぎ、彼女がこの光景を目にしたらどう思うかを察してオールマイトは絶望に打ちひしがれる。
救われた市民が「勝ってくれ」と叫ぶ。その声は人々に波及し、やがて日本中へ、そして画面に向かって絶叫する出久や勝己へと広がっていく。闘志を取り戻したオールマイトは残された力を右腕に注ぎ込み、ヒーローには守るべきものが多すぎて負けられないのだと宿敵に告げる。菜奈の声が脳裏に蘇る。原点を思い出せば限界を超えられると。グラントリノはダメージが肉体と“個性”の両方を削り取っていることを危惧する。エンデヴァーとエッジショットが飛び込み、炎のヒーローは萎びた姿に憤怒しながらNo.1としての証明を要求する。シンリンカムイが負傷者を救出し、タイガーはどんな姿であれオールマイトこそが皆のトップヒーローだと叫ぶ。
苛立ちを覚えたオール・フォー・ワンは彼らを退け、複数の“個性”を重ね合わせて巨大な異形の腕を構築する。そしてワン・フォー・オールが既に出久へ譲渡され、残されているのは炎の残り火に過ぎないことを知っていると明かす。二人が激突する。制御しきれぬ弟子のことで後悔に苛まれながら死ぬのだと告げられると、オールマイトは少年を叱り、菜奈が俊典にしてくれたことを自分が彼にしてやるために生きねばならないのだと答える。彼は右腕を犠牲にして間合いを詰め、仮面を削り取る一撃を叩き込む。見慣れぬ見掛け倒しの技だと切って捨てられると、腰が入っていなかっただけだと返し、最後の力を解き放って「ユナイテッド・ステイツ・オブ・スマッシュ」で決着をつける。
歓声が沸き起こり、人々は彼の名を唱和する。オールマイトはワン・フォー・オールに別れを告げ、再びマッスルフォームを維持する。グラントリノは、平和の象徴として民衆の信頼を取り戻す役目がまだ残っていると語る。救助隊が到着し、ヴィランが拘束される中、オールマイトはカメラのレンズを指差し、「次は、君だ」と言い残す。世間には悪党への警鐘として届き、出久には継承の言葉として響いたのだった。
オールマイトは瓦礫に囚われた市民を空気砲から庇い、全国生中継の中で衰弱した姿へと完全に戻ってしまう。オール・フォー・ワンは死柄木弔が志村菜奈の血縁者であること、そしてワン・フォー・オールが後継者へ譲渡されたことを知っていると明かす。
民衆の声援によりオールマイトは覚悟を取り戻す。右腕を犠牲にして間合いを詰め、「ユナイテッド・ステイツ・オブ・スマッシュ」で決着をつける。ヴィランが拘束された後、テレビ越しに発した「次は、君だ」という言葉は、出久への遺産の引き継ぎを兼ねたものであった。
第49話の時点で「ワン・フォー・オール」は緑谷出久のものとなっています。戦闘の最中、オール・フォー・ワンがこの「個性」がすでにオールマイトから後継者へ譲渡されていることを知っていると明かしたためです。
はい、第49話で緑谷出久の“個性”がワン・フォー・オールであることが確認され、オール・フォー・ワンもそれがオールマイトからすでに継承されたものであると認めています。
いいえ、ワン・フォー・オールは失われていません。オールマイトが別れを告げたのは自身の体内に残っていた力だけであり、「個性」自体は後継者である緑谷出久に受け継がれ生きています。
瓦礫に取り残された市民をエアキャノンの攻撃から庇った後、オールマイトは生中継のテレビで本来の痩せこけた姿を晒すことになり、筋肉質のヒーローの姿を永久に失います。
オールマイトは右腕を犠牲にして間合いを詰め、ワン・フォー・オールの最後の残り火を振り絞った「ユナイテッド・ステイツ・オブ・スマッシュ」で決着をつける。
第49話についてもっと知りたいですか?Fandomのドラゴンボールウィキにコミュニティノート付きの専用ページがあります。
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