
劇場版『僕のヒーローアカデミア THE MOVIE 〜2人の英雄〜』へと繋がる読切作品であり、"無個性" の少女が一体何になれるのかを問う。メリッサ・シールドはヒーローごっこの輪の外で育っていくが、コスチュームを作る人間もそれを着用する人間と同じくらい多くの命を救っているのだと、オールマイトによって示される。
病院から宣告が下される。メリッサ・シールドには "個性" がない。デヴィッドは、自分の能力も大半の人より指が少し深く曲がる程度であり羨むほどのものではないと指摘し、彼女を元気づけようとする。彼女は大丈夫だと答え、感謝を伝える。
公園でメリッサは、誰もが自らの力を他者を救うために向けるヒーローたちの素晴らしさについて思いを馳せる。友達からヒーローごっこに誘われるものの、彼女が "無個性" であると思い出して配慮のなさを謝罪される。ただのゲームだからと彼女は受け流し、自ら救助される役に志願する。しかし内心では、人々の顔に浮かぶ困惑や同情が言葉以上に重くのしかかり、"個性" がないという事実が痛切に胸を刺していた。ある日、サポートアイテムの開発中に眠ってしまった父親を起こした彼女は、ヒーローになりたいと思ったことはないのかと尋ねる。父親は、自分の "個性" では難しかっただろうから考えたこともないと答え、その返答は彼女を困惑させるだけであった。
そこへオールマイトが歩み入り、彼女に挨拶をする。この圧迫感のある男が誰なのか分からない彼女に対し、男は名を名乗り日本から来たヒーローであると説明し、父親は彼を旧友だと紹介する。デヴィッドは何年も前にオールマイトのコスチュームを制作しており、この日は新しいものを受け取りに来たのであった。父親が作ったものをヒーローが身につけているという事実に彼女は驚嘆する。そこへ慌ただしい電話が割り込む。街に竜巻が発生し、デヴィッドに逃げるよう告げる内容であった。オールマイトは代わりに外へ出ると、一撃のパンチで竜巻を吹き飛ばしてしまう。
その後の称賛の中、メリッサは彼を祝福するものの、"無個性" である自分は彼のように人を救うことは決してできないと意気消沈する。オールマイトはそれを遮り、激動の中でも自分のスーツが無傷であったことを指摘する。自分の力に耐えうる装備を作れるのは彼女の父親だけだからであり、それこそが自分が立ち続け、人を救うために前進し続けられる理由なのだと。端的に言えば、デヴィッドこそが自分のヒーローなのだと。父親もまた、現場で戦うことはないものの、サポートアイテムを作ることで平和を守り命を救う手助けをしているのだと同意する。メリッサは理解した。"無個性" であっても別の道でヒーローになれるのだと。彼女は父親がオールマイトのヒーローとなったように、自分も誰かのヒーローになることを願い、父親と同じサポートアイテム開発の道へと進むことを決意する。遥か遠くでは、幼い緑谷出久が幼い爆豪勝己とその「爆破」の "個性" から逃げ回っていた。
メリッサ・シールドは幼少期に "無個性" と診断され、仲間外れにされる中で静かに葛藤する。デヴィッド・シールドは本編シリーズでオールマイトが着用した全コスチュームを制作していたことが判明し、彼自身のささやかな "個性" も描かれる。オールマイトは街を脅かす竜巻を消し去り、メリッサに対して彼女の父親こそが自分のヒーローだと語り、それが彼女にサポートエンジニアリングこそが自らのヒーローへの道であると確信させる。
あきやま陽光が執筆・作画を手掛けた全15ページの読切作品で、劇場版『僕のヒーローアカデミア THE MOVIE 〜2人の英雄〜』へと繋がり、「週刊少年ジャンプ」2018年35号にて第192話とともに掲載された。後に『僕のヒーローアカデミア チームアップミッション』単行本第1巻に収録され、VIZ Mediaのオンラインサービスでは「第3.3話」、日本の「少年ジャンプ+」では「読切4」と表記されている。メリッサはオールマイトとの対面時に、彼の絵柄がどれほど違って見えるかを指摘し、第四の壁を破っている。
この読み切りにおいて、メリッサ・シールドは「無個性」と診断され仲間外れにされた悩みを抱えていますが、オールマイトが父デヴィッド・シールドを訪ね、街を脅かす竜巻を消し去ります。オールマイトから「君の父親はヒーローコスチュームを手掛ける自分にとってのヒーローだ」と告げられたメリッサは、サポートアイテムの開発を通じて自分もヒーローになれると確信します。
メリッサ・シールドは、サポートアイテムデザイナーであるデヴィッド・シールドの娘として本話に登場する「無個性」の少女です。オールマイトが父親の仕事を称賛する姿を見た彼女は、ヒーローへの自身の道として、父親と同じくサポートアイテムの開発の道を志すことを決意します。
デヴィッド・シールドの“個性”は『ぐにゃぐにゃ関節』と呼ばれ、指が普通の人より少し柔らかく曲がる程度のものである。羨むほどのものではないと本人も語っており、彼が自らヒーローにならなかった理由の一因となっている。
オールマイトがデヴィッド・シールドを自身のヒーローと呼ぶのは、過酷な戦いを生き延びるためのコスチュームをデヴィッドが開発してくれたからです。今話でオールマイトがコスチュームに傷ひとつ負わずに竜巻をかき消すことができたのも、そのおかげでした。オールマイトは、デヴィッドのサポートアイテムがあるからこそ、自分は立ち続け人々を救い続けることができるのだと説明します。
第3.3話は、劇場版『僕のヒーローアカデミア THE MOVIE 〜2人の英雄〜』の物語が始まる直前へと直接つながっており、メリッサ・シールドとその父親デヴィッドを紹介している。このエピソードは、あきやま陽光によって15ページの読切漫画として描かれた。
第3.3話(チームアップミッション)についてもっと知りたいですか?Fandomのドラゴンボールウィキにコミュニティノート付きの専用ページがあります。
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