
刑事がスピード系の個性のクールダウンを見抜くものの、部隊全体がやられてしまう。イベント会場では暴走メカが自爆シークエンスに突入し、2人の若者が間近に取り残される中、ヒーローの肉体だけが二人と爆風の間に立ち塞がる。
警察は口頭警告も威嚇射撃も無視するスピード系の敵を追跡し、塚内直正は実弾射撃を命じる。敵は「オーバークロック」で全弾をかわすが、塚内の一発が足を掠め、その命中から塚内は個性の使用間に数秒のクールダウンが必要であるという真実に辿り着く。
警官たちは構わず突撃する。敵は再びスピードを発動させ、時間が停止したかのような状態になり、あっという間に別の場所へ移動する。掠り傷は痛くも痒くもない。部隊がゴム弾を装填していることに気づいた彼は、一瞬で全員の武器を奪い取り、自らの銃で警察チョッキの上から撃ち込む。死者は出なかったものの、部隊全体が甚大な被害を受け、彼は誰にも邪魔されず証拠品を持って立ち去る。
イベント会場では、灰廻航一がメカの非常停止スイッチらしきものを見つけるが機能しない。蟹屋敷モニカとファットガムは追跡を続けているが距離を詰められず、モニカはファットガムに自分をメカへ投げつけさせ、必殺技「ロケットクラブクリップ」を叩き込んで脚部を切り落とし、進行を食い止める。
モニカはなぜ羽山歌穂が乗っていたのか尋ね、航一がマネージャーに乗せられたのだと説明すると、責任は一気にモニカへと向けられる。彼女はメカが自爆のカウントダウンを始めた直後に歌穂を引っ張り出す。3人は群衆に避難を呼びかけながら逃げるが、歌穂が転倒し、航一は彼女の上に覆いかぶさる。2人は依然として爆発の圏内に取り残されていた。
そこへファットガムが到着し、「脂肪吸着」で運動エネルギーを飲み込んで自ら爆発を受け止め、二人を救う。爆発の威力は凄まじく抑えきれないほどで、全員が退避するまでのわずかな時間を耐えた後に放出され、その代償として保護用の脂肪を使い果たす。会場は全壊したものの、怪我人は出なかった。
痩せた姿となったファットガムは、塚内の加勢に向かうためモニカとともに去る。モニカはマネージャーに後で説明するから待っているよう伝え、航一と歌穂は自分たちにもその言葉が当てはまると察する。また、全容が親に知れれば電車に乗り遅れて家で問題になると分かっている2人はマネージャーを見つめる。モニカが塚内とファットガムを連れて戻ると、マネージャーが2人を帰したことに驚く。彼は二人に対して責任を感じたと語り、ファットガムは彼らが重要な目撃者だったと指摘する。過ちに気づいたマネージャーは、イベント関係者につなぐ手段として丸金デパートのカードを提示し、塚内はそのコーディネーターとして実の妹である塚内真琴の名が記載されていることに驚く。第35話は、帰りの電車で眠る航一と歌穂の姿で幕を閉じる。
『ヴィジランテ -僕のヒーローアカデミア ILLEGALS-』第35話では、塚内直正がスピード系ヴィランの“個性”「オーバークロック」のクールダウン制限を見破るものの、ヴィランは警察部隊全員の武器を奪って負傷させ、逃走する。一方、イベント会場では蟹屋敷モニカが暴走するメカを止め、ファットガムがその爆発を吸収して灰廻航一と羽山歌歩を救う。会場は破壊されたものの、全員無事であった。
塚内直正が放った銃弾の一発がヴィランの足をかすめたことで、彼は「オーバークロック」の「個性」を発動した後に数秒間のクールダウンが必要であると見破ります。しかし、ヴィランは警察部隊を圧倒し、そのまま逃走します。
ファットガムは「脂肪吸着」で暴走メカの自爆爆発を吸収し、爆風から灰回り航一と羽山和歩を守りますが、その代償として脂肪をすべて消費し、痩せた姿になります。
『ヴィジランテ -僕のヒーローアカデミア ILLEGALS-』は古橋秀之が脚本、別天荒人が作画を担当しており、『爆発ヒーロー!? ほなサイナラ!』と題された本エピソードも両氏によって手がけられています。
『ヴィジランテ』第35話は大阪事件編に属し、アニメ『ヴィジランテ』の第15話としてアニメ化されました。
第35話(ヴィジランテ)についてもっと知りたいですか?Fandomの『My Hero Academia』ウィキにコミュニティノート付きの専用ページがあります。
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