手術を終えたリカバリーガールは、自分で自分を傷つける手当てはこれで最後だと出久に告げ、オールマイトに「ワン・フォー・オール」を安全に扱う方法を考えさせるよう強く求める。廊下に出た出久は自分以外の誰かがこの力を受け継ぐべきだったのではないかと自虐するが、師であるオールマイトは秘密を明かす。自分も「無個性」として生まれたのだと。なぜ言わなかったのかと尋ねる出久に、オールマイトは「聞かれなかったから」と答える。若き日の自分に似ていたから出久を選んだこと、そして最近の行動がその期待を超えていることを認め、出久にしかこの力を真に輝かせることはできないと強調する。励まされた出久は謝罪し、残りの試合を観戦することに同意する。
彼が席を外している間に、すでに2試合が終了していた。手術が無事に終わって喜ぶ天哉は、塩崎茨に勝利したことを伝え、兄が仕事の合間に体育祭を観ていると語る。本戦のリングでは、鋭児郎がお茶子以上に勝己を苦しめるが、爆発によって彼の防御の欠点が露呈する。攻撃を重ねることで「硬化」が薄れていくのだ。容赦ない追撃によって彼をノックアウトし、焦凍、天哉、常闇、勝己のベスト4が出揃う。天哉は挨拶をして控室へと向かう。
準決勝第1試合は焦凍対天哉。開幕の氷の波を天哉は跳び越えてかわし、「レシプロバースト」による超スピードの蹴りを2発叩き込み、2発目で焦凍を地面に叩きつける。負傷しながらも焦凍は足を掴み、蹴り飛ばされるまでの間に氷を絡みつかせる。ブーストが切れる前に場外へ投げ飛ばそうと掴みかかる天哉だが、自分の動きが鈍くなっていることに気づく。掴みかかった瞬間にマフラーへ氷を詰め込まれていたのだ。その場に凍りつき動けなくなった天哉は敗北を言い渡される。焦凍はバーストを完全に回避することは不可能だったと認めつつ勝ち進み、飯田の実力を評価する。天哉の思いは兄へと向けられる。
まったく別の場所で、倒れたヒーローの周りに血だまりができていた。プロヒーローと名乗る者たちに嫌悪感を抱く人物が光の中へと足を踏み出す。傷ついた顔に包帯を巻いたその男は、自分を倒すことを許された唯一の男、真のヒーローの名を口にする。オールマイトだと。
オールマイトは緑谷出久に対し、自身もかつて”無個性”として生まれたことを明かし、その共通点があったからこそ出久を継承者に選び、出久こそが「ワン・フォー・オール」を真に輝かせられる唯一の存在であると説明する。
爆豪勝己が何度も爆破を浴びせて切島鋭児郎の「硬化」の“個性”を消耗させ、最後の一撃でノックアウトして勝利を収め、トーナメントのベスト4に進出します。
飯田天哉は「レシプロバースト」で轟焦凍を押し倒しますが、轟は掴み合いの最中に密かに飯田のエンジンを凍結させます。これにより飯田はその場に凍りつかされて動けなくなり、轟に行動不能による勝利をもたらします。
リカバリーガールは緑谷出久に対し、ワン・フォー・オールの乱用によって自ら負った傷を治すのはこれで最後だと告げ、オールマイトに対しても、出久に力を安全に使う方法を見つけるよう強く促します。
第41話の結末では、包帯を巻いた姿のステインが登場し、自分を倒す資格があるのはオールマイトだけであると宣言して、保須市におけるヒーロー殺し編の物語へと繋がっていく。
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