
個性の所有者を全滅させるべく世界25都市の一斉ガス爆破を企むカルト集団に対し、指名手配犯となった一人を含む3人のインターン生が立ち向かう。劇場版第3作では、爆弾を解除できる唯一の装置を開発して命を落とした技術者の息子であり、スラム街で運び屋として暮らすロディ・ソウルと緑谷出久がタッグを組む。
劇場版第3作は、2021年3月27日の発表を経て、同年8月6日に日本全国で公開され、10月29日からはイギリス、アイルランド、北米でも公開された。原作者の堀越耕平は、原作の最終決戦用に温めていた構想を取り入れた前作Heroes: Rising(ヒーローズ:ライジング)が劇場版の最後になると考えていた。しかし、2020年11月のティーザーキャンペーンにより続編の存在が明らかになった。原作、アニメ、映画の各公式アカウントが「三銃士」に出会うという1つの文章の断片をそれぞれ投稿し、それらのリンクを合わせることで、新しいステルススーツを纏った出久、勝己、焦凍のビジュアルが完成する仕掛けとなっていた。
主要スタッフ陣は3作連続で続投した。アニメーション制作はボンズ、配給は東宝が担当し、監督を長崎健司、脚本を黒田洋介、キャラクターデザインを馬越嘉彦、音楽を林ゆうきが務め、堀越耕平が今回も総監修・キャラクター原案を担当した。また、当時原作の担当編集者であった田口光が105分の本編で監修として加わった。主題歌「エンパシー」および挿入歌「フラワーズ」はASIAN KUNG-FU GENERATIONが手掛けた。
入場者特典として配布された設定資料やインタビュー、堀越による新作描き下ろし漫画を収録した小冊子『Vol. World Heroes』は、日本国外でも初めて配布された。そこに収録された短編『Hawks: SOOTHE』は映画本編に直結するエピソードであり、後にOVA『旅立ち』としてアニメ化された。さらに秋山陽光がWeekly Shonen Jump(週刊少年ジャンプ)に前日譚となる読切『エンデヴァーのミッション』を寄稿し、インターン生たちがエンデヴァーによるテストを受ける様子が描かれた。
「個性終末論」を掲げるカルト集団「ヒューマライズ」は、個性が暴走して人類を滅ぼすと主張し、無個性者のみが救済されるべきだと信じていた。指導者のフレクト・ターンは都市でトリガーボムを起爆させ、個性を暴走させるガスを充満させて市民やヒーローたちを自滅へと追い込むデモンストレーションを行い、わずかな生存者を「救済された」と称えた。
世界選抜ヒーローは非公式のグローバル選抜隊を結成し、オールマイトの助言のもと世界中の学生ヒーローも加えて全25拠点を同時にガサ入れする。しかし作戦は成功したものの、爆弾も指導者の姿もなく空振りに終わる。エンデヴァーのインターン生たちが雑用をこなしていたオセオン国では、スラム街の運び屋ロディ・ソウルが宝石強盗事件に巻き込まれ、事故の混乱の中でヒューマライズの脱走者アラン・ケイが持っていたブリーフケースを誤って持ち去ってしまう。数時間後、カルトに潜入されていたオセオン警察は出久を大量殺人犯として指名手配し、路上で彼に向かって発砲した。
出久とロディは弓使いのベロスによる追撃をかわしながらクレイド国境を目指し、焦凍は出久のメッセージを解読して勝己とともに追跡する。道中、ロディの過去が明らかになる。技術者であった父エディ・ソウルが家族を捨ててヒューマライズに加入したとされたことで、一家は住処も友人関係も全て失っていた。焦凍と勝己が追いついた際、ブリーフケースの隠しスペースからロディが父の作だと気づいたパズルボックスが見つかり、中からmicroSDカードと謎の装置が発見される。
アランの録音データにより真の罠が露呈する。最初の爆破は世界中の優秀なヒーローをターゲット都市に引きつけるための囮であり、一斉起爆によってヒーローの大半を死滅させ社会を崩壊させる計画だった。発見された装置は爆弾を永久に停止させるものであり、エディ・ソウルがアラン同様に子供の命を盾に脅迫されて開発し、裏切りが発覚した後に処刑されていたことが判明する。残り2時間、後援もない中、4人は真の本部へと飛ぶ。勝己はトリガーで強化されたサーペンターズを「ハウザーインパクト」で撃破するも出血多量で倒れ、焦凍はリヴァイアサンとともに滝へと落下し、出久はあらゆる攻撃を同じ威力で跳ね返す「反射」の個性を持つフレクト・ターンと相対する。
残り5分となり大量出血に見舞われる出久の前で、ロディは弟妹の街を救う取引のために敵側に寝返ったフリをするが、出久はロディの個性が可視化した鳥ピノの様子から彼の真意を見抜く。ブラフは成功した。出久は反射を行うたびにフレクト・ターンのスタミナが削られることを見破り、彼の人生の苦悩は個性を受け入れたことではなく個性に屈したことにあると指摘すると、「反射」の限界を超える連続攻撃を叩き込み、最後は「ユナイテッド・ステイツ・オブ・ワールド・スマッシュ」で撃破する。制御台へ向かう途中で撃たれたロディは鍵を使う前に気を失うが、ピノが間一髪で鍵を差し込み、全ての爆弾は停止した。
日本国内で2,930万ドル、その他の地域で1,780万ドルを記録し、世界累計興行収入は約4,703万ドルに達した。Box Office Mojoによれば、正確な集計値は4,695万1,862ドルとなっている。
日本での公開初日の興行収入は281万ドルで、前作の初日成績を229.2%上回り、オープニング週末には851万ドルを記録して初登場2位を獲得した。公開2週目の週末で興行収入10億円を突破し、3週目までに20億7,000万円(約1,882万ドル)に達し、シリーズ最高の興行収入を更新した。公開4週目の週末には1位へ浮上し、5週目に4位へ後退したものの6週目に再び1位へ返り咲き、公開10週目で圏外へ去るまでロングランを記録した。
海外では、アメリカとカナダでオープニング週末に640万ドルをあげて4位、オーストラリアで16万9,268ドルで5位、イギリスとアイルランドでは260館で29万3,000ドルを記録した。北米における日本アニメ映画の全米興行収入ランキングでは16位に位置している。
映画『僕のヒーローアカデミア THE MOVIE ワールド ヒーローズ ミッション』は、FunimationおよびCrunchyroll配給のもと、米国、カナダ、英国、アイルランドに向けて2021年10月29日より北米の劇場で公開されました。
『僕のヒーローアカデミア THE MOVIE ワールド ヒーローズ ミッション』は、25の都市にガスを散布し、「個性」を持つ者を全滅させようと企む末世思想集団ヒューマライズを描く。緑谷出久、爆豪勝己、轟焦凍の3人は、教団の爆弾を停止できる装置を見つけるため、スラム街のトレーラーハウスで暮らす配達員ロディ・ソウルとタッグを組む。
『僕のヒーローアカデミア ワールド ヒーローズ ミッション』のメインヴィランは、思想団体「ヒューマライズ」の指導者であるフレクト・ターンである。彼の“個性”「反射」は、自身に向けられたあらゆる攻撃を受けたと同等の威力をそのまま送り返す力を持つ。
ロディ・ソウルは『僕のヒーローアカデミア THE MOVIE ワールド ヒーローズ ミッション』に登場するスラム街の運び屋です。彼の父親であるエディ・ソウルは、カルト教団「ヒューマライズ」に強要されて教団の爆弾を解除できる装置を開発させられました。ロディは宝石強盗事件に巻き込まれた後、知らず知らずのうちにこの陰謀に関わるアタッシュケースを運ぶことになります。
『僕のヒーローアカデミア THE MOVIE ワールド ヒーローズ ミッション』は世界累計興行収入で約4,703万ドルを記録し、Box Office Mojoのデータでは46,951,862ドルとされている。日本での公開第3週目には、劇場版シリーズ最高の興行収入を更新する作品となった。
僕のヒーローアカデミア THE MOVIE ワールド ヒーローズ ミッションについてもっと知りたいですか?Fandomのドラゴンボールウィキにコミュニティノート付きの専用ページがあります。
Fandomで見るこのコンテンツは、ドラゴンボールアニメシリーズ、マンガ、および公式資料に基づいてダディ・ジム本部が執筆したオリジナル文章です。エピソードおよび話数の参照は、該当箇所に明記されています。
このサイトのキャラクターおよびシーンの画像はダディ・ジム本部によるオリジナル作品であり、スクリーンショットやライセンス画像ではありません。公式カバーアートは編集上のコメント目的で3種類のページに使用されています。
ダディ・ジム本部はこの百科事典を管理しています。誤り、翻訳の問題、おかしいと思う点がございましたらお知らせください。