『NARUTO -ナルト- 疾風伝』第269話では、ダルイの小隊が穢土転生された金角・銀角兄弟と対峙する。彼らの持つ古代の忍具は、禁句を口にするよう仕向けられた戦士を封印してしまう力を持っていた。
忍連合軍本部では、緊張した面持ちのエーが綱手に対して金角・銀角兄弟の歴史を語る。雷の国の海岸では、サムイとアツイの支援を受けたダルイが、六道仙人の宝具を操る金角と銀角に対峙する。アツイは白ゼツの分身を切り裂き兄弟に突撃するが、金角に呪いの縄である幌金縄で捕らえられる。サムイは弟の後を追って飛び出すが、同じ縄に捕まってしまう。
銀角は、人が最も多く口にした言葉を暴き出し、その魂の言葉を斬り離す刀、七星剣を使用する。アツイは自分の禁句である「あつい」と口走ってしまい、紅葫蘆に吸い込まれる。銀角はサムイを捕らえて猿ぐつわをはめ、ダルイに動かないよう警告する。ダルイは金角の腕を切り落とし、嵐遁の術でサムイを解放するが、彼自身も幌金縄に捕らえられ、サムイも結局瓢箪に吸い込まれてしまう。長時間の沈黙自体が呪いを発動させることに気づいたダルイは、サムイが猿ぐつわをはめられていた理由を理解する。銀角は欺くことこそ忍の生業だと冷笑し、ダルイを雷影の駒だと見下すが、その言葉が、自分は単なる道具ではなく右腕なのだと主張するエーの姿をダルイに思い出させる。
覚悟を決めたダルイはその通りに宣言するが、その発言によって自身の最も多く使う言葉である「だるい」と口にしてしまい、瓢箪が彼を吸い込み始める。しかし、彼の常に謝る癖が彼を救う。言葉が二番目に多く使う言葉である「すみません」に切り替わり、封印を免れたのだ。彼は七星剣と紅葫蘆の両方を奪い取り、銀角が最も多く発する言葉である兄の名前「キンカク」を引き出して銀角を封印する。喪失感で激怒した金角は、六尾の尾獣化形態に変貌し、第一部隊に対して暴れ回る。
「禁句」では、ダルイ、サムイ、アツイが六道仙人の秘宝を操る穢土転生の金角銀角と戦い、アツイとサムイは呪いの瓢箪・紅瓢箪に封じられてしまうが、ダルイが呪いの仕組みを見抜いて敵の秘宝を奪い取り、銀角を封印し、悲しみに暮れる金角を六尾の尾獣化へと追い込む。
サムイは実際には禁句を口にしていない。銀角が口にする前に彼女に猿轡をかませており、後にダルイは長い沈黙そのものが紅瓢箪の呪いを発動させる引き金だと突き止め、それゆえに兄アツイと同様にサムイも瓢箪に引き込まれたのだと分かる。
アツイの禁句は彼が最も頻繁に口にする言葉「アツイ」であり、銀角の刀・七星剣がその言葉を引き出した瞬間、彼は即座に呪いの瓢箪・紅瓢箪へと引き込まれる。
ダルイが最もよく使う言葉「ダルい」は呪いをあわや発動させかけるが、常に謝ってばかりいる癖のおかげで引き金は二番目によく使う言葉「すまん」へと切り替わり、瓢箪に引き込まれずに済む。
自ら呪いを生き延びたダルイは七星剣と紅瓢箪の両方を奪い取って銀角に向け、銀角が最も多く口にする言葉、すなわち兄弟の名「金角」を引き出すことで彼を封印する。
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