竜の危機が去った後、レダク国での冒険を締めくくり、焦点は故郷へと戻りフィナーレを迎える。死にゆく男は救われ、若き王は廃墟となった研究所を悼み、春野サクラはついにうちはサスケの手作りの指輪に隠された静かな意味を知る。
魂が離れようとする中、蘇った竜の一匹がジジの支配から逃れ、彼に襲いかかる。サクラは彼の傷を治そうと駆けつけるが、ジジは贖罪のために死なせてくれと懇願する。彼女はそれを拒否し、彼にはまだマーゴとの再会を果たす義務があると主張する。意識が遠のく中、彼はもし自分がサクラやサスケのような強さを持っていたら、人生はどうなっていただろうかと思いを巡らせ、その後目を覚まして彼女は頑固だとぼやく。
後日、烈陀国の若き王であるナナラは、竜の襲撃で失われた人々の慰霊碑に祈りを捧げ、首都とナガレ村の対応に追われて天文研究所をまだ再建できていないことを後悔する。現在は彼の従者であるマーゴは、戴冠したばかりの統治者が自分を責める必要はないと彼を慰める。その後、ナナラはマーゴとジジを近くの湖へと誘う。
木ノ葉隠れの里では、シカマルがサクラといのの昼食に割って入り、極粒子に関する早期の報告を届ける。彼はナルトが病気を抱えながらも働き続けていることに言及し、いのはそれが病状から気を逸らしているのだろうと推測する。いのはサクラの指輪に目を留め、サスケが土遁でそれを作ったため彼のチャクラの痕跡が残っており、それこそが瓦礫の下で毒に侵されて倒れていたサクラを彼が見つけ出すことができた理由だと説明する。通りすがるサスケの姿を捉え、サクラは彼が相変わらずハンサムであることにうっとりする。
その晩、サラダは父親の好物をいくつか料理するが、サスケが反応を示さないため、サクラは彼が褒めるまでテーブルの下で彼を蹴る。サラダが眠りにつくと、サクラは夫婦で結婚指輪を交換するという烈陀国の風習が書かれたカカシからの手紙に触れ、この指輪は他の男を遠ざけるためのものだったのかと尋ねる。サスケは飲み物を喉に詰まらせ、サクラはそれでも彼に感謝する。
解放された竜がジジを襲った後、サクラは彼を救い、死なせてくれという彼の懇願を拒否する。ナナラ王は廃墟となった天文研究所で哀悼の意を表し、その再建を決意する。サクラは、サスケの土遁の指輪が彼のチャクラを帯びており、献身の証としての役割も果たしていることを知る。
『サスケ列伝』第10話は天つ星編の締めくくりとなる話であり、ジジが自ら解き放った竜からサクラが彼を救う様子、破壊された天文研究所を前にナナラ王が嘆く様子、そしてサスケが手作りした指輪に込められた意味をサクラが知る様子が描かれる。
蘇った竜に牙を向けられ、死にゆくジジは償いとして自分を死なせてほしいとサクラに懇願するが、サクラはそれを拒み、彼にはまだマーゴとの再会という果たすべきことがあるのだと諭す。
イノはサクラに、サスケが土遁を使って彼女の指輪を鍛え上げたため、その指輪には彼のチャクラの痕跡が宿っていたのだと説明する。がれきの下に埋もれ毒に侵されていたサクラを、サスケがその痕跡によって見つけ出せたのだという。
ナナラ王は、竜の襲撃以来、天文研究所をまだ再建できていないことを悔やんでいる。彼の関心は王都と流れ村に向けられ続けていたためだが、マーゴは自分を責めるべきではないと彼を励ます。
『サスケ列伝』の最終話である第10話は単行本第2巻に収録されており、2023年4月23日に少年ジャンプ+で掲載された。
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