プリンス・デマンドはアニメ『美少女戦士セーラームーンR』においてブラック・ムーン一族を率いる支配者であり、30世紀のクリスタル・トーキョーに対する侵略戦争を指揮したのち、その矛先を過去の時代へと向けた。サフィールのアニであり、セーラームーンへの執着とワイズマンへの盲信によって破滅の道をたどることになる。
銀髪にヘーゼル色の瞳を持ち、額の中央には一族の象徴であるブラック・ムーンの紋章が刻まれている。襟元に淡いクリスタルがあしらわれた白いジャケットと、裏地が青い同色のマントを愛用する。うさぎやセーラームーンに向けて催眠能力を発動する際には、額の紋章が開いた第3の目へと変化する。
作中の大半において、デマンドはセーラームーンを打ち負かすだけでなく自分の王妃として傍らに置くことを望む高慢な征服者であり、その目的のために彼女の意志を屈服させようと二度にわたって試みる。しかしその傲慢さの陰には、彼女への本物の執着が秘められている。彼女に対する想いは真実であり、最終的にワイズマンへ反旗を翻した背景には、傷つけられたプライドだけでなくサフィールを失った深い悲しみがあった。
デマンドはクリスタル・トーキョーを消し去るためのブラック・ムーン一族の侵攻を率い、その後作戦のターゲットを20世紀の東京へと変更する。彼はまずルベウスを過去へと送り込むが、ルベウスは宇宙船とともにセーラー戦士たちに倒され、王子に想いを寄せるエスメロードも度重なる試みの末に同様の道をたどる。サフィールが、ワイズマンが自分たちを利用しているだけに過ぎないことを見抜き、兄に警告しようとした際、ワイズマンによって倒されてしまう。
デマンドはセーラームーンに催眠術をかけて自分の花嫁にしようと二度試みる。一度目はタキシード仮面が助け出す直前にキスをしそうになり、二度目も追い詰めるが、仲間たちや衛との記憶によってセーラームーンは自力で支配を破る。彼女はその隙を利用してワイズマンの裏切りをデマンドに告げる。同じ警告をしようとしてサフィールが殺害されたことを知り激怒したデマンドはワイズマンに立ち向かい、妖術師が二本の暗黒エネルギーの刃をセーラームーンに向けると、デマンドは彼女の前に飛び出して攻撃を身代わりに受ける。そして敵が再生する前に反撃してワイズマンの両腕を打ち砕く。傷により息絶える間際、彼は一人の人間として彼女を本当に愛していたことを打ち明ける。なお、DiCによる英語版アニメではプリンス・ダイアモンド(Prince Diamond)と改名された。
プリンス・デマンドはアニメ『美少女戦士セーラームーンR』におけるブラック・ムーン一族のリーダーで、クリスタル・トーキョーへの攻撃を指揮した後、20世紀の東京へ戦いを向けます。サフィールの兄であり、裏で操るワイズマンに従っています。
アニメ『美少女戦士セーラームーン』のDiC社による英語吹き替え版では、プリンス・デマンドは「プリンス・ダイアモンド(Prince Diamond)」と改名されました。Viz Media版の吹き替えでは「デマンド」の名前がそのまま使用されています。
プリンス・デマンドは、ワイズマンがサフィールを殺害したことを知った後、ワイズマンの放った暗黒エナジーの刃からセーラームーンを庇って命を落とす。致命傷によって息絶える間際、彼はひとりの人間として彼女を心から愛していたことを告白する。
はい、プリンス・デマンドのセーラームーンに対する想いは単なる征服欲ではなく本物である。彼は彼女に2度催眠術をかけて自分の妃にしようとし、最終的にワイズマンに反旗を翻したのも、部分的にはその本物の愛着によるものである。
サフィールはプリンス・デマンドの弟であり、エメラルドはデマンドに相手にされないものの彼に想いを寄せる同僚である。ワイズマンの裏切りをデマンドに警告しようとしたサフィールは、ワイズマンによって殺害される。
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