使徒が忍び寄る中、ガッツは損害を計算する。震える脚、折れたあばら骨、大量の出血、ろくに動けない身体、勝機は見当たらない。キャスカはガッツのもとへ駆け寄ろうとするが、ジュドーは剣士がまだ諦めていないと確信して彼女を引き留める。キャスカは木に寄りかかって身体を支え、グリフィスは遠くから見つめる。ワイアルドの蹴りでガッツは地面を滑り、大剣が衝撃をほとんど受け止めたため体は無事だったが、巨大な刃は力によって亀裂が入り欠けてしまう。もう一撃喰らえば自分も武器も終わると悟ったガッツは、近くにある黒犬騎士団の死体を見つけ、策を編み出す。
獲物を探すワイアルドは、木の背後に影を捉えるが、舞い落ちる葉に気を取られて見上げる。彼が一撃で幹を叩き割ると、立てかけられた死体と木が落ち、振り向きざまに上の人影を叩き潰すが、それはガッツの甲冑を着せられた丸太だった。囮が砕け散り、巨人はその直後に本物のガッツが落下してくるのに気づくが手遅れだった。刃がワイアルドの首を貫き、怪物が振り払おうともがくと、ガッツは背中に這い登って体を固定し、短剣を抜いて怪物の心臓と右目に突き立てる。
第66話「死闘(2)」では、ガッツが囮を仕掛けてワイアルドの油断を誘い、大剣と短剣をその使徒の急所に突き刺して決着をつけます。戦闘が終わると、キャスカがガッツのもとへ駆け寄ります。
ガッツは自身の鎧を着せた丸太をおとりとして立てかけ、ワイアルドがそれを破壊して油断した隙に、ワイアルドの首に剣を突き通し、心臓と目に短剣を突き刺す。
ワイアルドが倒れると、キャスカは身動きの取れないガッツのもとへ駆け寄り、彼が彼女に視線を向けて疲れた様子でサムズアップをしてみせると、感極まります。
ワイアルドがとどめの一撃と思われる攻撃を繰り出そうと迫るなかでも、ガッツがまだ諦めていないと確信しているため、ジュドーは彼のもとへ駆け寄ろうとするキャスカを制止する。
第66話『死闘(2)』は「黄金時代篇」の22ページの回であり、1995年9月22日発売の『ヤングアニマル』19号に初掲載された。
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