ミッドランド国王と、王位継承権第1位である弟のユリウスが、ガッツとグリフィスの会話を遮るように現れる。グリフィスは手慣れた様子で一礼するが、意地を張るガッツは、グリフィスの説得とユリウスの脅しを受けてようやく同様に頭を下げる。国王は、ミッドランドの未来を旧態依然とした貴族ではなく、チューダーとの戦争において王国を勝利に導き、その歴史を築くことのできるグリフィスのごとき野心ある平民に託しているのだと説明する。グリフィスが感謝の意を表していると、城の柱の陰から自分を見つめる少女に気づき、国王は彼女を実の娘であるシャルロット王女だと紹介する。
一行の方へと歩み寄る際、シャルロットは石畳につまずくが、倒れる前にグリフィスが受け止める。その接触に対しユリウスは裏拳でグリフィスを打つが、グリフィスは不気味な笑みを浮かべつつ、それをしなやかに受け流す。王族の一行が立ち去る中、グリフィスと王女はお互いへの関心を伺わせる視線を交わす。やがてユリウスは噂話に興じる侍女たちを叱責するために離れ、そこでフォス大臣と出会う。フォスは慣例を破り、次の秋の狩猟における護衛をユリウス率いる白龍騎士団ではなく、鷹の団が務めることになったと報告する。
第7話「剣聖(2)」では、ミッドランド国王に強い印象を与えシャルロット王女の目を惹いたことでグリフィスの宮廷での寵愛が高まる一方、フォス大臣はユリウスの嫉妬心を煽ってグリフィス暗殺の陰謀へと導く。
ウィンダムの塔の上で、ガッツは自分を助けるのに理由など必要なのかとグリフィスが口にしていたことを思い出し、グリフィスのために自らの剣を振り続けることを決意する。
国王が秋の狩猟の警護を、ユリウス率いる白竜騎士団ではなく「鷹の団」に任せたことで彼が過剰な危機感を抱くと、フォス大臣はその反発心を利用し、狩猟中に毒矢でグリフィスを暗殺する計画を提案する。
ガッツは国王の前に頭を下げるのを渋るが、グリフィスの説得とユリウスからの脅しを受けて、ようやく頭を下げた。
第7話「剣聖(2)」は「黄金時代篇」の全27ページの回で、1993年1月8日発売の『ヤングアニマル』第2号に初掲載されました。
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