ファーストセレクションアークはブルーロックの第2章にあたり、最下位評価のチームZを、上位2チームのみが生き残る、4つのライバルチームとの総当たり戦へと送り込む。4試合にわたる過酷な戦いの中で、潔と千切はストライカーとして覚醒する武器を見出していく。
第5話から第38話にかけて展開し、アニメでは第3話から第11話で描かれる、本作第2のアークである。施設内最下位評価のグループである潔とその寮の仲間たちを、プログラム最初の競争ステージへと送り込む。第5階層に属する5チームがグループリーグ形式で対戦し、上位2チームのみが次のラウンドへ進出できるが、突出した得点王を擁するチームは単独での勝ち上がりも可能である。
チームZの戦いは、自らを唯一の王と称し、仲間を自分を輝かせるための道具として扱う馬狼 照英率いるチームXとの試合から始まる。潔たちは個々がばらばらに動くだけの寄せ集めと化し、1対5で粉砕され、唯一の得点は潔の本能的なパスから國神が押し込んだものだった。絵心はこの敗北を利用し、一流のストライカーは皆、相手の組織を崩壊させる自分だけの武器を持っていると彼らに教え込む。
チームYとの試合では、チームZは「次の9番は俺だ」方式のローテーションを採用し、選手一人ひとりが順番に自らの武器を見せていく。潔は次第に、パワフルなシューターである大川ではなく、物静かな二子 一揮こそが相手チームを操る真の頭脳であることを見抜いていく。二子へ送られるパスを読み切って断ち切ることで潔は主導権を奪い、決勝点を叩き込んで2対1の勝利を収めると同時に、自らの空間把握の才能に目覚め始める。試合後、千切は膝の靭帯断裂のせいで全力疾走が怖くてできなくなっていたと打ち明ける。
チームWとの一戦は裏切りによって左右される。久遠は自分一人が生き残るために必要な得点と引き換えに、仲間の強みを密かに相手へ売り渡していたのだ。チームWが優勢に試合を進める中、潔の怒りが千切を突き動かし、自らの臆病さと向き合わせる。恐れを知らずにプレーする潔の姿を見て、千切はついに再受傷への恐怖を振り払い、持ち前の圧倒的なスピードを解き放って同点弾を決め、4対4の引き分けに持ち込む。最終戦の相手は、御影 玲王、凪 誠士郎、そしてスプリンターのザンテツを擁する無敗のチームVだ。試合の途中で凪の眠っていた才能が目覚め始め、レッドカードを受けた久遠でさえ、かつての仲間のために凪を止めようと身を投げ出す。試合終了間際、潔は空間把握とワンタッチのダイレクトシュートを融合させた自らの方程式をついに完成させて覚醒し、5対4で勝利を決めるゴールを突き刺す。
一次選考編でフルメンバーのまま勝ち上がるのはチームZとチームVだけで、チームX、チームY、チームWは敗退する。ただし各チームの得点王だった馬狼 照英、二子 一揮、鰐間 淳壱は、得点ランキング上位という個人の実績によって単独で勝ち上がる。
一次選考編では、最も下位の階層に属する5チームが総当たりリーグを戦い、通常は上位2チームのみが勝ち上がる。ただし、突出した得点力を持つチームの得点王であれば、単独での勝ち上がりも可能になる。
チームZは初戦でチームXに1対5で敗れるが、続くチームY戦を2対1で制し、チームWとは4対4で引き分ける。そして最終戦では、それまで無敗だったチームVを5対4で撃破し、この勢いのまま二次選考への進出を決める。
チームVとの最終戦、潔 世一は磨いてきた空間認識力とワンタッチでの直接シュートを融合させ、勝利を決める得点を叩き込む。この瞬間、彼は真のストライカーとして覚醒する。
一次選考編は漫画版では第5話から第38話まで、アニメ版では第3話から第11話にあたる。
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