
乙夜影汰は「忍者」の異名を持つブルーロックの候補生で、新英雄大戦を通してスペインのFC バルチャで右ウイングを務める。驚異的なスピードとオフ・ザ・ボールでの巧みな動きを武器に順位を駆け上がり、新生U-20日本代表の一員に選出される。
影汰は端整な顔立ちの青年で、平たく刈り込まれた白髪の中央に一筋の緑のメッシュが入り、内側の髪も同じ緑色に染められている。引き締まった顎が細面の輪郭を際立たせ、同じ緑色の細く垂れ気味の目が並ぶ。細く筋張った手足のおかげでピッチ上を機敏に動き回る。物語を通していくつかのユニフォームに袖を通しており、チームレッドの背番号33から青いブルーロックのユニフォーム、そして新英雄大戦期間中はFC バルチャのスペインカラーへと変わっていく。
影汰の持ち味はどこまでも動じない飄々とした落ち着きで、試合の最中でもほとんど焦りを見せない。相手を平気で挑発するタイプで、試合後に凛とシドウが衝突する様子を楽しそうに眺めていたこともある。この気楽な態度の裏には確かな自信があり、三次選考の一戦では自分のチームに守備を固めるよう指示し、有無を言わさなかった。それでも認めるべきところは素直に認める人物で、千切のスピードに不意を突かれた際には彼を大いに持ち上げている。
彼の生き方の根底にあるのは、流れに身を任せ物事にこだわらないという姿勢で、嫌なことがあれば何か楽しいことでごまかし、忘れてしまうまでやり過ごす。この気質があったからこそ、烏 旅人とは自然に息の合う相棒となった。
影汰はフォワードとして、より正確にはペナルティエリア付近に潜み、試合が終盤の局面に入った瞬間を狙う「シャドーストライカー」としてプレーする。彼のプレーの根幹は、選手とボールの動きによって生まれる死角を狩り出し、誰にも気づかれぬ絶好のタイミングで現れてパスを受け仕留めることにある。ウイングとしても機能でき、鋭い動きとパスで手早いコンビネーションを組み立てる。
その全てを支えているのがスピードである。繊細でカーブを描くようなステップで狭い隙間を駆け抜け、重心を傾けることでディフェンダーをかわしながら全速力で走り抜ける。実力のある味方がマークを集めればその分空いたスペースを影汰が食い、相手選手の間に自然と生まれる死角さえも縫うように突いていく。この二つを組み合わせて生まれたのが「ニンジャステルスウォーク」で、相手が反応する前に予測不能な動きでマーカーを抜き去り、最後は宙に舞って右足でボールを叩き込む「ジャンピングボレー」で締めくくられる。
乙夜 影汰はブルーロック開始時点で17歳、物語の現在時点では18歳になっている。
『ブルーロック』において乙夜 影汰と千切の間に恋愛関係はない。乙夜は千切に敬意を示しており、試合で千切のスピードに驚かされた後、彼を持ち上げる場面がある。
「忍者」の異名を持つ乙夜 影汰は、驚異的なスピードとボールを持たない時に死角を見つける嗅覚で知られる。必殺技「忍者ステルスウォーク」で不規則にディフェンダーをかわし、最後は「ジャンピングボレー」で仕留める。
乙夜 影汰は文字通りの忍者ではないが、ボールを持たない時の忍び足のような動きと、ディフェンダーの目を欺いてすり抜ける必殺技「忍者ステルスウォーク」から、このあだ名が付いた。
乙夜 影汰の相棒は烏 旅人である。二人ののんびりと流れに身を任せるような性格が自然に噛み合い、ピッチ上で有効なコンビを組んでいる。
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