潔によって王座を奪われた馬狼は、初めて本物の敗北を味わうが、悪役という役割を受け入れることで再び立ち上がる。目覚めたチョップドリブルがトリオの化学反応を完成させ、際どい試合の行方を決する。
馬狼は、ピッチの上で自称する王として生きてきたこれまでの人生を振り返り、なぜ他の者たちが脇役に甘んじるのか理解できないまま、献身的な選手たちをゴールでスポットライトから引きずり下ろすことこそが自分の喜びなのだと定義してきた。試合の中でボールを奪った馬狼は中盤からポストを叩くシュートを放つ。混戦の末、こぼれ球が理想の距離まで転がってきたところへ、千切が迫る中、潔がそれをよこせと現れる。馬狼はとっさにファーストタッチでパスを出し、潔はキーパーをかわして同点とする。潔は感謝を口にするが、馬狼は自分の世界が砕け散るのを感じる。無理やりそうさせられたのだと悟り、自分は潔に敗れたのだと理解する。
チームレッドはボールを保持し、千切のスピードを生かして次の再開から勝負を決める計画を立てる。潔は凪に、ボールを奪わなければならないと告げる。千切が今やファーストタッチでボールを収める以上、加速する前に止める必要があった。王座を追われた王に相談しても無駄だと判断した二人は、自分たちだけで最後のプレーを組み立てる。
再開後、凪が千切をマークし、潔が彼へのパスコースを塞いで御影を誘い出す。凪は追いかけるのではなくインターセプトに賭ける。ボールを奪った凪は馬狼へつなぐ。敗北を受け入れていた馬狼は、ピッチが今や潔のゴールのために輝いているのを見て、一瞬フィニッシュを託すことも考えるが、それは敗者の逃避にすぎないと退ける。代わりに新たな武器、チョップフェイントと鋭角なドリブルを解き放ち、國神・御影・千切を次々と切り裂く。潔を囮に使いながら、馬狼は主役の輝きを喰らう悪役としての自分のエゴを取り戻し、ゴールを決めてチームホワイトの5-4での勝利を決定づける。
馬狼は潔に「ヘタクソ」という言葉を撤回させ、潔は喜んで自分が間違っていたと認める。絵心は帝襟に、馬狼の覚醒は自分の計算にはなく純粋な才能だったのだと語り、「夢のドーピング」で自分を誤魔化す者ではなく、絶望の中でも戦い続ける者だけが夢に届く力を手にするのだと説く。
18話「主役の舞台」では、潔が馬狼から王座を奪ったことで馬狼が初めて本物の敗北を味わう。しかし馬狼は「悪役」の立場を受け入れることで再び立ち上がり、新たに目覚めたチョップドリブルがトリオの化学反応を完成させ、僅差の試合を決定づける。
こぼれ球が馬狼の得意なシュートレンジに転がってきたとき、潔がそれを要求し、馬狼は反射的にファーストタッチでパスを出してしまう。これによって潔がキーパーをかわして同点に追いつく。馬狼は自分の意志に反してパスをさせられたと悟り、潔に負けたと感じる。
馬狼は18話でチョップフェイントと鋭角のドリブルという新たな武器を解き放ち、国神・御影・千切を切り裂きながら潔を囮に使って決勝点を決める。
18話ではチームホワイトが5対4で勝利する。凪がボールをインターセプトして馬狼へつなぎ、馬狼が新しいチョップドリブルで決めた決定的なゴールが試合を締めくくった。
絵心は帝襟に対し、馬狼の覚醒は自分の計算の内にはなかった、純粋な才能によるものだと語る。そして、心地よい「夢のドーピング」で自分を誤魔化す者ではなく、絶望の中で戦い続ける者だけが、夢に届く力を手に入れるのだと説明する。
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