潔たちのチームは、化学反応を起こしやすい千切を勧誘し、蜂楽の過去が明らかになっていく。糸師凛との練習の中で、蜂楽は自分の中に棲む怪物と、心通う相手を探し続けさせるその恐れに向き合わされる。
4人目のメンバーをめぐる議論の中、馬狼はボールを収める國神を推し、凪はバランスの取れた御影を望むが、潔は安全でバランスの良い人選こそが自分たちの可能性を殺してしまうと主張する。二次選考の鍵は化学反応にある以上、自分たち全員を喰らえる選手が欲しいと考える潔にとって、その激しさに呑まれず渡り合えたのは千切だけだった。潔はその脚力を見込んで千切を勧誘し、千切は國神に、まだ潔に勝ってはいない、待っていると告げる。
凪は御影に、共に頂点を目指すというかつての約束をあっさり切り捨て、もう関わらないと率直に告げる。潔は御影に、選ばれる側ではなく選ぶ側になるべきだと促し、ブルーロックで生き残るのは最高になる可能性を秘めた者だけなのだと言い切る。一方、潔たちの新しいチームは第四ステージの休憩室に落ち着き、馬狼は片付けろと凪と千切に小言を言うが、二人はボールコントロールの動画を見ながらむしろ部屋を散らかしていく。その一本には世界ナンバーワン、ノエル・ノアの姿もあった。
食事の席で馬狼は潔にビジョンについて問いただし、その才能を喰らってやると宣言する。潔はさらに速く進化すると誓い返し、二人の間に友好的な対抗心が芽生えていく。
蜂楽は凛を相手に練習を行うが、凛は感覚頼りの彼のドリブルを難なく止め、核心を突いてくる。蜂楽は楽しそうに見えて、実は一人で戦うことを恐れており、自分と同じサッカーを共有できる相手をずっと探し続けているだけなのだと。長い回想では、変わり者と呼ばれ孤独だった幼い蜂楽の姿が描かれる。母に慰められながら、彼は一緒にサッカーをする空想上の「怪物」に支えられ、どこかに同じ喜びを感じている誰かがいると信じ続けていた。
蜂楽は、鬼ごっこの最中に潔へパスを出したのは、本当は怪物のいる場所へのパスだったのだと思い出し、それゆえに潔なら自分のサッカーを理解できるはずだと信じるようになったのだった。凛はそんな子供じみた執着こそが彼の中途半端なプレーの原因だと切り捨て、自分が世界を制覇する間、蜂楽は怪物と遊んでいればいいと告げる。凛もまた別の種類の怪物なのだろうかと蜂楽が考えていると、練習室の外で待っていた潔が、約束を守り彼を連れ戻しに来たのだと告げる。
19話「踊る少年」では、潔のチームが千切をその不安定な化学反応目当てに勧誘する一方、蜂楽の過去が明かされていく。糸師凛とのトレーニングの中で、蜂楽は自分の内なる怪物と、自分と同じ感覚を持つ選手を探し続けてきた恐れに向き合わされる。
潔は、二次選考を勝ち抜く鍵は化学反応にあると考え、国神や御影のような無難でバランスの良い選択肢とは違い、千切だけが潔たちトリオの激しさに飲まれることなく渡り合えると判断し、彼を選ぶ。
糸師凛は蜂楽の感覚頼みのドリブルを難なく止め、蜂楽が一見楽しそうに見えても実は一人で戦うことを恐れており、自分と同じサッカーを分かち合えるパートナーを人生をかけて探し続けてきたのだと告げる。そしてそれこそが彼の中途半端なプレーの原因だと言い切る。
回想では、孤独で「変わり者」の烙印を押された子供時代の蜂楽が描かれる。彼を支えたのは母親と、一緒にサッカーをして遊んだ空想の怪物であり、蜂楽はどこかに自分と同じ喜びをサッカーに感じている誰かがいるとずっと信じていた。
19話の終わりに、潔は蜂楽のトレーニング室の外で待ち、約束を守るために来た、そしてチームに連れ戻すために来たのだと蜂楽に告げる。
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