
2018年W杯で敗退した日本代表の悔しさを背景に、改革派の帝襟アンリは世界トップクラスのストライカーを生み出す過激な実験を提案する。彼女が招いた型破りな指導者・絵心甚八は、注目されていなかった潔世一を含む高校生フォワード300人を招集し、最後まで生き残った一人だけが価値を持つと宣言する。
2018年W杯でベスト16敗退を喫した日本代表の結果を受け、サッカー協会に入ったばかりの帝襟アンリは、利益を守ることばかり考える役員会に改革を訴える。不乱蔦会長はサッカーを純粋な金儲けの道具としか見ておらず、冗談交じりに彼女をあしらうが、アンリはパス回し重視の戦い方に固執する限り日本は永遠に優勝できないと譲らない。彼女が出した答えは、誰にも止められない一人のストライカーを人工的に作り出すという計画であり、その指揮を任せるべく招いたのが型破りな指導者・絵心甚八だった。
場面は埼玉県予選の決勝戦へと移る。一難高校は残り時間わずかのところで松風黒王高校に0対1とリードを許していた。潔世一は相手選手3人を抜き去りゴール前でフリーの状態を作るが、叩き込まれてきたチーム第一の教えに従い、多田へパスを回す。しかし多田のシュートはゴールポストに阻まれてしまう。そのミスを見逃さず、松風黒王の吉良涼介が即座に得点し、2対0で試合を決めて全国大会出場を決める。U-18代表招集の知らせを受けて称賛される吉良を横目に、潔は監督が語る「意味のある敗北」という言葉を心の中で拒絶し、自分が打たなかったシュートのことを一人悔やみ続ける。
自宅には、協会主催の特別強化プログラムへの招待状が届き、両親は大喜びするが、潔自身はなぜ自分が選ばれたのか困惑する。翌日、協会のビルに到着した潔は吉良と再会し、視野の広さと状況を読む力を褒められる。中では、エリートフォワードたちがひしめく会場で、一人の男が自らを絵心と名乗り、独自の基準で国内トップ300人のU-18ストライカーを集めたのだと語る。
絵心は臆することなく自らの目的を語る。W杯で優勝するためには、日本は革命的なフィニッシャーを生み出さなければならず、その育成の場こそがブルーロックだという。入所した瞬間、選手たちのこれまでのキャリアはすべて終わりを迎え、最後まで生き残った一人だけが世界一の称号を得る。吉良は所属校や全国大会を優先すべきだと反発し、周囲の選手たちも同調するが、それを見た絵心はただ嫌悪感をあらわにするだけだった。
サッカーとは何かと問われた絵心は、11人が力を合わせるものではなく、たとえチームを犠牲にしてでもゴールを奪う純粋な行為だと言い切る。吉良が日本の実力者たちを引き合いに出して反論すると、絵心は彼らが世界を制したことは一度もないと切り捨て、ノア、カントナ、ペレといった自己中心的な偉大な選手たちを引き合いに出し、極上のエゴイストだけが極上のストライカーになれると説く。彼が求めるものは単純明快だ。真のストライカーは、味方がフリーで隣にいようとも1対1ならシュートを打つ、というものだった。
その言葉に何かを揺さぶられた潔は門をくぐり抜け、それに続くように次々とフォワードたちがなだれ込んでいく。300人全員の参加が決まったところで、アンリは日本サッカーの未来を絵心に託す。絵心はブルーロックを、299人の失敗の中からただ一人の偉大なストライカーを生み出す機械だと位置づけていた。
1話は、2018年のワールドカップ敗退を受けてアンリが改革を推し進め、指導者として絵心甚八を招くところから始まる。絵心は潔一生を含む300人の高校生トップストライカーを招集し、最後まで生き残った1人だけが日本一のストライカーの称号を得ると宣言する。
1話で潔一生は県大会予選で決定的なシュートチャンスを迎えるが、叩き込まれたチームプレー優先の意識から自らシュートを打たずチームメイトへパスを出してしまう。直後に松風が得点して試合を決められ、潔は打たなかったあのシュートを引きずり続ける。
1話で絵心甚八は、サッカーとは11人が力を出し合うものではなく、たとえチームを犠牲にしてでもゴールを決めるという剥き出しの行為そのものだと主張する。彼はノア、カントナ、ペレといった自分本位な偉大な選手たちを引き合いに出し、究極のエゴイストだけが究極のストライカーになれると説く。
1話で絵心甚八は、潔一生を含む日本トップクラスの18歳以下ストライカー300人をブルーロック・プロジェクトのために招集する。
『ブルーロック』1話のタイトルは「夢」で、序章編の幕開けとなる82ページの話数である。日本では2018年8月1日に初出、英語版は2021年3月16日に発売された。
第1話「夢」についてもっと知りたいですか?Fandomの「ブルーロックウィキ」にはコミュニティによる詳細な情報がまとめられています。
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