
チームAとチームBの熱戦は5対4で幕を閉じるが、その直後は凛と士道が殴り合う大混乱に陥る。落ち着きを取り戻した場面では、潔と氷織が勝利を呼んだあのトランス状態にも似た反応を分析し、サッカーの本能をゲーマーが鍛え上げた反射神経になぞらえる。
三次選考の開幕戦は、チームAがチームBを5対4で下して幕を閉じ、喜びに沸いた七星が潔に抱きついて祝福する。士道もまた決勝点を絶賛し、潔から火花が散るのを感じたと語り、この先の爆発を楽しみにしていると言うが、潔自身はどうやってあのゴールを決めたのか言葉にできずにいる。凛はその一撃を苦々しく「奪われた運任せの一発」と切り捨て、潔には本当に苛立たされると吐き捨てる。
士道は他人の輝きを認めようとしない凛を三流呼ばわりし、試合は終わり警告カードの心配もないため、二人は拳で決着をつけることに合意する。乙夜が楽しげに見守り、烏はそんな子供じみた二人を見下しながら、自分たちがこんな連中に負けたとは認めないと言い放つ中、潔と氷織が士道を、七星と千切が凛を押さえにかかる。場内アナウンスは、これ以上争えば失格になると警告する。
後にモニタールームで、潔は七星と共に試合映像を見返し、あの決定的なゴールを言葉で説明しようと苦心する。氷織は、考えずに動く力を磨くためにも自分のプレーを分析し続けるよう促し、必要な反射神経を、テトリスのようなゲームの速度が上がるにつれ熟練したゲーマーが身につけるものになぞらえる。潔がそもそもあのプレーをできた理由は、これまで積み重ねてきた経験の量そのものだと氷織は言い、潔はその本能的な状態を「トランス」と呼ぶことに落ち着く。
感謝の気持ちを込めて、潔は氷織と七星に、二人がいなければあのゴールは決して生まれなかったと伝える。七星は自分がついていけたのは潔だけだったと打ち明け、氷織は自分の堅実なプレーを控えめに語りつつも、あのゴールに胸を躍らせ、二人が青い監獄に残る理由になったと認める。七星は熱のこもったハイタッチでそのやり取りを締めくくる。
第104話では、チームA対チームBの試合が5対4でチームAの勝利に終わる。試合後、糸師凛と士道龍聖のどちらが勝利の立役者かをめぐって殴り合いに発展し、現場は騒然となる。
第104話で士道龍聖は、潔一生の決勝ゴールを認めようとしない糸師凛を「三流」と呼び、糸師はその得点をまぐれだと切り捨てる。試合はすでに終わりカードの心配もないことから、二人は拳で決着をつける。
第104話で氷織陽は、潔一生の反射的な判断力を、テトリスのようなゲームが加速していく中で腕の立つプレイヤーが磨き上げていく反応の速さにたとえる。氷織は、潔が積み重ねてきた経験こそが、無意識のうちに動ける理由だと評価する。
第104話は、チームAがチームBを5対4で下して終わる。
第104話のタイトルは「夢中」で、三次選考編の第13巻の巻頭を飾る。日本では2020年10月14日に、英語版は2022年5月17日に発表された。
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