決裂した協力関係により、与幸吉はついに真人との全面戦争に追い込まれる。偽夏油が退路を断つ位置にいるため、傀儡の使い手には一つの道しか残されていない。自ら作り上げた究極メカ丸の最強バージョンを操縦し、呪霊を祓い、10月31日の渋谷に仕掛けられた罠について五条悟に知らせることである。
睨み合いが暴力へと変わる中、幸吉はメカ丸の群れを召喚する。夏油は手助けを申し出るが、真人は彼を退け、幸吉を自分のおもちゃだと主張し、片腕を巨大に膨らませて一振りで傀儡の群れを一掃する。混乱の中で幸吉は逃げ出し、退屈した真人は彼が単に逃げたのだと決めつける。その後、アジトの崩壊により呪霊は地上へと追いやられ、そこには巨大な湖が待ち受けていた。その水面から「絶対形態(モード・アブソリュート)」の究極メカ丸が姿を現し、幸吉は頭部の中から操縦しながらシステムの最終確認を行う。
この一帯に帳が下りるのを感じ取った幸吉は、それが夏油の仕業であると認識し、逃げるにはまず真人を倒す必要があると理解する。力を出し惜しみすることなく、彼は17年と数ヶ月にわたって蓄積された呪力の全量を投入する。彼は1年分の呪力を「大祓砲(ウルトラキャノン)」に込めて口火を切り、続いて2年分のチャージを放ち、湖全体を「二重大祓砲(ミラクルキャノン)」で飲み込む。このような攻撃では自分に本当のダメージを与えられないと知っている真人は、飛び退いて回避し、反撃の構えをとって水面に現れ、幸吉に隠された計画を実行させる。
呪術廻戦80話「夕祭り」では、釘崎野薔薇と呪霊・真人の戦いが幕を開ける。地下に閉じ込められ、偽・夏油傑によって退路を断たれた釘崎は、真人を祓い、五条悟に渋谷で仕掛けられている罠を告げるため、自身の最強の人形にすべてを賭ける。
80話では、巨大な湖から究極のメカマロが「モード:絶対」の姿で立ち上がり、頭部内部から釘崎野薔薇が操縦する。これは、彼が密かに作り上げた、自身のメカマロの最強バージョンである巨大な新作人形だ。
80話において、釘崎野薔薇は十七年分にわたり蓄えた呪力を一気に解放し、まず一年分の呪力を超特大砲で放ち、続いて二年分の充填エネルギーを奇跡の大砲で放出して湖全体を覆い尽くす。しかし真人は、こうした攻撃では本当のダメージを与えられないことを承知しており、素早く回避する。
80話は「渋谷事変編」に属し、『呪術廻戦』第10巻に収録されている。初出は2019年第47号である。
80話の内容は、『呪術廻戦』アニメの第30話と第31話に分割して描かれている。また、本話では回想シーンで三輪霞も登場する。
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