
雄英高校ヒーロー科2年A組の生徒であり、相澤消太や山田ひざしの同級生であった「ラウドクラウド」こと白雲朧は、17歳の時に校外ヒーロー活動(インターン)中に命を落とした。オール・フォー・ワンはその遺体を回収し、黒霧と呼ばれる脳無へと再構築して、死柄木弔を育て上げた怪物の体内に少年の意思を閉じ込めた。
頭部から上方へ逆立ったウェーブがかった水色の髪に、両耳のあたりから垂れたふた筋の毛束が顔を挟むように伸びた、背が高く常に興奮気味な青年。半円状に内側に傾いた青い目は、歯を見せて広く浮かべた笑みの上で細められていることが多く、鼻筋には小さな白い絆創膏が貼られていた。
ヒーロー活動時には、結び目のある黒い帯で締めた青い着物風の道着、黒のフィンガーレスグローブと黒のインナーの上に、背中に「雲」の文字がプリントされ白のファーが裏地にあしらわれたダークブラウンの飛行服(アビエータージャケット)を着用していた。髪が突き出るように穴が開けられた大きな耳当て付きの青い飛行帽、銀色レンズのベージュのゴーグルを着用し、足元は白のアクセントが入った黒いブーツで固めていた。背中の赤い鞘には深紅の棒を収め、ベルトからはスピーカーとして機能する橙色のひょうたんを下げていた。数年後に黒霧の体内に一時的に姿を現した際も、周囲を煙が飲み込んでいたものの、その容姿は変わっていなかった。
陽気で気さくな朧は常に冗談を言い、下ネタを好んでいた。そのエネルギーはひざしに近く、声の大きさこそ彼ほどではないものの賑やかだった。彼にとって規律はほとんど意味をなさず、恥じらいも無縁であった。誰が気にするかを考慮することもなく窓から教室に入ってきたり、全員の前で着替えたりし、お説教も右から左へと受け流していた。そうしたおどけた振る舞いの下には、助けを必要とする人や物があればいつでも進んで手を差し伸べる、彼を象徴する自然体の利他精神が存在していた。
朧は雄英高校ヒーロー科2年A組で相澤消太や山田ひざしとともに学び、ヒーロー名「ラウドクラウド」としてプロ免許の取得を目指して訓練を受け、パープルレボリューション事務所で活動していた。彼の個性「雲」(シリウス)は、触れることができるほど高密度でかなりの重量を支えられる雲を生み出すもので、空中を移動したり物品を収納したりするのに利用していた。必殺技の「ブラインドクラウド」は、相手の視界に小さな雲を落として目眩ましをし、自身はより大きな雲を生み出してその中に身を隠す技である。これに加えて、優れた技術で扱う深紅の棒を武器として戦った。
17歳の時、校外ヒーロー活動中にガーヴィーという名のヴィランによって命を落とした。オール・フォー・ワンはその遺体を回収し、死柄木弔の世話役として造られた脳無「黒霧」へと改造した。
作者の堀越耕平は、相澤の過去において通形ミリオに相当する存在を与えるべくこのキャラクターを生み出し、古橋秀之とともに『僕のヒーローアカデミア ILLEGALS -ヴィジランテ-』で描かれることになる過去エピソードを練り上げた。彼の存在によって、作品全体のバランスを保つために相澤とひざしの役割の調整が行われた。ヒーローコスチュームとゴーグルのデザインは別天こうが手掛け、相澤の装備との類似は初期案では偶然であったが、古橋が気づいたことで作中の設定として組み込まれた。コスチューム、棒、そして個性の「雲」はいずれも『西遊記』の孫悟空をオマージュしたものである。彼の苗字は「白」と「雲」の漢字を組み合わせたものであり、名前には「朧げ(おぼろげ)」という意味が込められている。
「ラウドクラウド」のヒーロー名で知られる雄英高校2年A組の生徒、白雲朧は、ヒーロー校外活動中にヴィランのガーヴィに殺害され、17歳で死亡した。その後、オール・フォー・ワンが彼の遺体を回収し、黒霧と呼ばれる脳無へと改造した。
黒霧は、オール・フォー・ワンが白雲朧の死後にその遺体から生み出した腦無であり、死柄木弔を育てるための別の存在として作られたものの、肉体自体は同じものです。白雲自身の意志はその体内に埋もれていましたが、数年後に一度だけ短時間表出しました。
白雲朧の肉体は黒霧として存続していたが、本人の意志は脳無を支配するのではなくその奥深くに埋もれていた。その意志は彼の死から数年後、一度だけ短時間表面化した。
白雲朧の“個性”である「雲」は、乗ることができるほど固く、重量を支えられる強度の雲を生成することができ、彼はこれを移動や保管、そして必殺技である「クラウドカバー」に使用していた。
白雲朧はヒーローインターン中、17歳の時にガーヴィという名の敵(ヴィラン)によって殺害されました。
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