オールマイトは体育祭を、出久が次代の「平和の象徴」として名乗りを上げる好機と捉える。自分にその重責が担えるか苦悩する少年に、師は頂点を目指し、妥協せず、タコバ市街地海浜公園を清掃した際に抱いた覚悟を忘れるなと語りかける。
ヒーロー科の力を見定めるべく他科の生徒たちが廊下に殺到したため、教室から出るだけでも一苦労となる。爆豪がどくよう言い放つと、普通科の生徒が1年A組への宣戦布告に踏み切る。体育祭で優秀な成績を収めればヒーロー科への編入が可能であり、彼はA組の席を狙っているのだ。続いて1年B組の生徒が現れ、本物の敵(ヴィラン)と戦ったクラスを見に来たら傲慢なガキの集まりだったと吐き捨てる。A組の何人かは評判がガタ落ちしたと頭を抱えるが、爆豪は全員を叩きのめすことしか考えていない。その執念と、天哉やお茶子が見せた決意を重ね合わせた出久は、自らの迷いを恥じ、特訓へと打ち込む。同級生たちが擬似街区や自宅で鍛錬を積む中、出久は海岸で汗を流す。
2週間後、ついに体育祭の日を迎える。引子は息子を激励して送り出し、学校側は警備を強化してイベントを生中継、警護としてデスアームズ、カムイウッド、Mt.レディの3名のプロヒーローを配置する。控室で生徒たちはコスチュームによる有利不利をなくすため体操服に着替える。天哉が一同をスタジアムへ呼び集めると、轟が出久を呼び止める。自身の方が実力は上だとしつつも、トップヒーローの後押しを受ける出久をねじ伏せると宣言する。切島が仲裁に入ろうとするもあしらわれる。出久は、学年で誰よりもポテンシャルが高いのは轟かもしれないと認めつつも、自分も頂点を目指して全力で挑むと答える。
生徒たちが1年生のステージに入場し、主審のミッドナイトの進行で選手宣誓が行われる。しかし代表の爆豪は壇上から「俺が一番になる」とだけ宣言し、全場からブーイングを浴びる。出久はそれが自分への発破であり、同時にA組全体に標的を背負わせるものだと悟る。ミッドナイトにより予選種目が発表される。スタジアム周回4キロの障害物競争だ。狭い退場ゲートが最初の障害となり混雑を極める中、轟は通路を凍結させて単身抜け出す。切島、青山、八百万、爆豪らが氷を回避して食い下がり、轟を驚かせる。峰田が肉薄するも仮想ヴィランロボに吹き飛ばされる。続いて入試で使われた巨大ロボ、パニックを引き起こす「0ポイントヴィラン」が立ちふさがる。轟は冷静に1機を丸ごと凍らせて後方の道へと倒し、突き進む。目の前のロボに直面した出久は、かつてのようにすくむことなく、打開策を練り始める。
原作の第23話、第23.5話、第24話をアニメ化。原作とは細かな設定が異なり、昼食時の会話でオールマイトの脇にある炊飯器とお茶の位置が逆になっているほか、爆豪のズボンの裾がブーツの上から被せるのではなく内側に押し込まれている。
特訓のモンタージュは原作で9人のみ描かれていたのに対し、アニメではクラス全員に拡張され、メニューも変更されている。切島は対人訓練ではなくビルから飛び降りて硬化を試し、響香は鉛筆を持ち上げる代わりにイヤホンジャックでダーツを投げ、天哉はパーカーではなくヘッドホンを装着した雄英の体操服で走り込み、電気はスマホの充電ではなく空き地で放電を行う。また、レース開始時にはプレゼント・マイクとイレイザー・ヘッドによる実況・解説が追加されている。
雄英体育祭は第2期の2話目にあたる第15話『駆け上がれ体育祭』から始まり、開会式や予選の障害物競走のスタートが描かれます。
「吼えろ体育祭」において、轟焦凍が緑谷出久に直接勝利を宣言し、雄英高校体育祭の開幕直前にふたりのライバル関係が始まります。
心操人使と鉄哲徹鐵の両名が『駆けあがれ体育祭』(第15話)で1年A組に挑み初登場します。体育祭で優れた成績を収めれば、普通科やサポート科の生徒でもヒーロー科への編入が可能となるためです。
第1種目はスタジアム外周約4キロの障害物競走であり、轟焦凍が狭い退場トンネルや入試のロボット障害物を氷結させて序盤のリードを奪い、後方のコース上に0ポイント仮想ヴィランを倒し込んで塞ぎます。
選手宣誓を行う生徒代表として指名された際、爆豪勝己は代わりに壇上から自身が勝利すると宣言し、観客からブーイングを浴びる。出久はそれを、彼自身の自己鼓舞であると同時に1年A組全体に標的を向けさせる行為でもあると認識する。
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