巨大化能力を持つ二人のヴィランが恵須府市(エスハ通り)で暴れ回るが、波動ねじれ(ねじれちゃん)が舞い降り、「個性」の出力を30に高めた「ねじれウェイブ」で彼らを叩き伏せる。ウラビティとフロッピーは連携技「メテオファフロツキーズ」で仕留める。プロヒーロー9位のリューキュウはインターン生たちを称賛し、サー・ナイトアイが追っている事件に合流させる可能性を匂わせる。
地下では、死柄木弔がオーバーホールの元へ辿り着くまでの何時間もの移動に不満を漏らし、オーバーホールはヤクザの生存にはそれほどの警戒が必要なのだと説明する。ミミックは敵連合が本当に傘下に入る気があるのかと問う。死柄木は条件を提示する。誰の下にもつかないこと、そして計画の全貌を明確に明かすことだ。彼がポケットに手を伸ばすとクロノスタシスとミミックが彼を取り押さえるが、死柄木はそれを軽くあしらい、捨て駒のヤクザの命ではマグネの命やコンプレスの腕の代償にはならないと指摘する。オーバーホールが二人を下がらせると、死柄木はコンプレスの「個性」を消失させた謎の弾丸を取り出し、それが全ての核心にあると見抜く。
一方、恵須府市では、ファットガムがサンイーターおよびレッドライオットと共にパトロールを行っている。鋭児郎は受け入れに感謝を述べるが、寮で強く頼み込んだことを思い出してプレッシャーに負けた天喰環は萎縮し、家に帰りたいと呟く。事件現場から窃盗犯たちが逃走し、ファットガムが一気に3人を捕らえる。1人がエッジショットのような「個性」で逃れようとするが、サンイーターの「再現」によって倒される。天喰の能力は食べたものの特徴を発現させるものであり、タコのアシとハマグリの殻で瞬時に追跡を終わらせる。
歓声に気まずさを感じる天喰に対し、群衆の中に紛れていた犯罪者がミスター・コンプレスに使われたのと同じ「個性消失弾」を発射する。遥か地下の会合で、オーバーホールはそれらの兵器で世界の秩序を書き換えたいのだと明かす。オール・フォー・ワンは「個性」を奪うことで支配したが、自分はより精緻な方法を目指しているという。2発目の弾丸は鋭児郎の身体で跳ね返り、鋭児郎が犯人を追う一方で、天喰は自分の「個性」が使えなくなっていることに気づく。路地裏で犯人が腕の小さな刃で襲いかかってくるが、鋭児郎は「レッドカウンター」で叩き伏せる。
鋭児郎の優しさが裏目に出る。彼が手を差し伸べると、男はトリガー(個性強化薬)を服用し、その刃を硬化した皮膚をも突き刺す長い槍へと成長させる。天喰が警察に合流する中、鋭児郎は「単調な『個性』では通用しない」とクラスメイトに打ち明けたこと、そして「倒れないことこそが強いヒーローだ」という爆豪勝己の言葉を思い出す。彼は新技「安妥破留(アンブレイカブル)」で硬化を極限まで高め、集中的な突きを押し破り、「レッドガントレット」で決着をつける。
薬の効果が切れ、犯人はすすり泣く状態に戻るが、再び鋭児郎の情けにつけ込んで逃亡を図る。ファットガムは「脂質吸収」で退路を断ち、勝利とは相手の闘志を挫くことだと教え込む。観客もプロヒーローも華々しいデビューを絶賛し、鋭児郎はかつての臆病だった自分からどれほど成長できたかを実感する。ファットガムは生徒たちを病院へ連れて行き、「個性」を消去する薬の存在に不安を抱く。翌日、学校ではA組の生徒たちが鋭児郎、お茶子、梅雨のニュース報道に歓声を上げる中、緑谷出久だけはエリの存在を思い重い気持ちを抱えていた。
第68話『ガッツだレッツラレッドライオット』は『僕のヒーローアカデミア』第4期の第5話であり、死穢八斎會編の中に位置しています。
第68話で、切島鋭児郎は「安達太良(アンブレイカブル)」を初披露し、「硬化」の「個性」を限界まで高めて薬で強化されたヴィランの刃物攻撃に耐え、「烈怒頑駄無(レッドガントレット)」という技で戦いを締めくくる。
第68話では、死柄木吊とオーバーホールが正式な交渉を開始する。死柄木は傘下に入ることを拒否し、Mr.コンプレスに対して使用された“個性”破壊弾こそがオーバーホールの狙う計画の鍵であると見抜く。
第68話において、天喰環はファットガムとのパトロール中に死穢八斎會の「個性」破壊弾で撃たれます。これにより「個性」である『再現』が使用不能となり、この武器がヴィランだけでなくヒーローにも効くことが確認されます。
切島鋭児郎のヒーロー名は「レッドライオット」であり、第68話ではファットガムのもとでのインターン中に「個性」を強化された犯罪者を倒し、その名で初めて世間から大きな称賛を受けた。
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