
1年A組はライブの配役を終え、ボーカルに響香、ギタリストに踏陰を抜擢する。一方、出久はオーバーホールとの戦いで得た教訓をオールマイトに伝え、次なるステップを学ぶ。ワン・フォー・オールは風圧として遠距離へ放出できるのだ。
寮「ハイツアライアンス」で話し合いが再開される。八百万百は幼少期のマナー教育で親しんだピアノを申し出、耳郎響香もこれを承認するが、隣で踊ってほしかった芦戸三奈は落胆する。耳郎はベースを担当し、残るギターとボーカルを募り、その他の者はダンスチームへと回る。演出は相澤消太が担当することになる。三奈がアイデアを練る中、麗日お茶子がボーカルは誰がやるのかと尋ねる。峰田実、青山優雅、切島鋭児郎がオーディションを受けるも不合格となり、切島が適任者として耳郎本人を推薦する。彼女の歌声を聞いた瞬間、全員一致で即決となる。
ギターのオーディションも行われる。上鳴電気は見事な演奏を披露し、峰田は弦に手が届きもしない。放置されたギターを手にとった常闇踏陰は、魂を揺さぶる音色を奏でる。Fコードを克服するまで黙っていたのだと明かし、落ち込む峰田に喜んで役を引き受けると告げる。
深夜1時過ぎ、疲弊した飯田天哉が決定した配役表を読み上げる。バンド隊は八百万、耳郎、上鳴、常闇、爆豪勝己。裏方は瀬呂範太、轟焦凍、口田甲司、切島。残りの全員がダンスチームとなる。
翌日、緑谷出久は休息室で八木俊典を見つけ、なぜこのタイミングで話をしに来たのかと問われる。出久は死穢八斎會の家宅捜索について打ち明ける。ワン・フォー・オールの20パーセントでは足りず、エリの協力がなければ無力だったこと、オーバーホールに圧倒され、遠距離への手立てがなかったことを語る。俊典の返答は予期せぬものだった。遠距離でも戦えばいい、と。
敷地内の森で、出久は痛みに耐えながら20パーセントを維持し、その場で振れとの指示に従って跳躍し蹴りを繰り出す。その風圧は2本の木の皮を剥ぎ取る。俊典は許容量が15パーセントを超えた時点で教えるつもりだったが、オーバーホールとの過酷な戦いの中で知らず知らずのうちに到達していたのだ。身体は耐え、技は完成した。
俊典は手を止めさせ、これまでの歩みを振り返らせる。出久は辿ってきた道を反芻する。一肢への100パーセント、その一点での制御、全身への分散、シュートスタイル、5パーセントから8パーセントへの引き上げ、そして必要に応じた20パーセント。若い頃の俊典も常時100パーセントではなかったのではないかと思い至り、体を固めずに有効な威力を出すため、一点に20パーセントを集中させていることに気づく。もっと繊細な制御だと俊典は語る。出久は自らのどの部分が最も動き、真っ先にそれを必要としているかを理解する。
校門前では、通形ミリオがエリを雄英高校へと出迎える。
サブタイトルは文化祭準備中がいちばん楽しい(其の1)。全17ページ。2018年2月26日発売の13号に掲載。単行本第19巻に収録され、雄英文化祭編に属し、アニメ第82話で映像化。
表紙には八百万、耳郎、三奈、瀬呂、口田、峰田、障子目蔵、上鳴、飯田、焦凍が集結。
作中で登場する“個性”はワン・フォー・オール、硬化、半冷半熱で、必殺技としてフルカウルがフューチャーされている。
第172話では1年A組の文化祭バンドのメンバー編成が完了し、耳郎響香がボーカル、常闇踏陰がギターを担当することになる。一方、オールマイトは緑谷出久に対し、ワン・フォー・オールの出力を15%超まで高めることで遠距離への風圧攻撃が可能になると教える。
第172話では、八百万百がピアノ、耳郎響香がベースとボーカルを担当し、常闇踏陰がオーディションで上鳴電気と峰田実を抑えてギターを担当、爆豪勝己がドラムを務めます。
常闇踏陰はFコードが弾けるようになるまで密かにギターを練習しており、峰田実が扱いかねていたギターを引き取ると、見事な演奏を披露してそのポジションを勝ち取りました。
オールマイトは緑谷出久に対し、ワン・フォー・オールの15%を扱えれば遠距離攻撃が可能になると伝えます。出久は20%の出力で蹴りを放ち、周囲の木の皮を剥ぎ取るほどの風圧を発生させてそれを実演します。
第172話は、通形ミリオが文化祭に向けて壊理を雄英高校に迎えるシーンで終わります。
第172話についてもっと知りたいですか?Fandomのドラゴンボールウィキにコミュニティノート付きの専用ページがあります。
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