二度寝ができなくなった緑谷出久はランニングに出かけ、夢の光景、特に歴代継承者たちが自分を直視する中でオール・フォー・ワンの弟が手に手を伸ばしてきた瞬間を反芻し続ける。翌日、オールマイトは雄英の仮眠室で出久を見つけ、事の一部始終を聞く。
オールマイト自身も似たような面影を見たことがあった。彼の師はそれを単なる夢ではなく、過去にワン・フォー・オールを保持していた全員が遺した「面影」だと説明し、それらの代の継承者たちが言葉を返すことはできなかったと教えていた。そのため、出久のような体験をした継承者は彼が初めてとなる。それでもオールマイトは、菜奈から「自分が死んでもワン・フォー・オールの中でまた会える」と言われたことを思い出していた。出久は弟が言っていた「特異点」の意味や、なぜオールマイトと他の2人の先代が夢の中で霞んで見えたのかを尋ねる。オールマイトは実際に何が起きたのかは自分にもよく分からないと認め、二人で答えを探そうと提案する。出久は全力で取り組むと約束し、さらに彼の師は綺麗な女性だったと付け加える。
仮眠室を出た二人は、隣の部屋から出てきた消太と人使に遭遇する。消太は仲の良さを皮肉りながら挨拶し、オールマイトが出久に押し切られたのだと言い訳して取り繕う。出久は以前消太と一緒にいるのを見かけたことに触れながら興奮気味に人使に挨拶し、人使は微笑んでそれを認める。消太が割り込み、これから忙しくなるのだから準備をするよう出久に伝える。
1年A組は期末試験で使用された演習場(工廠地帯)に集合し、何人かの生徒が改修されたコスチュームをお披露目する。百は新しいマント、三奈は防寒用ゴーグルを装着していた。天哉はコスチュームの進歩に感嘆し、力道は夏の間ずっと同じものを使い続けたのは天哉だけだと指摘する。出久が勝己がなぜコスチュームを変更したのか声に出して考察し始め、勝己を激怒させる。猿夫が出久自身の装備に目を向け、文化祭の前に発目明が作ってくれたグローブの強化パーツに言及する。その名前を聞いただけで、麗日お茶子は二人について想像したイメージを振り払おうと自分の顔を殴り、クラスメイトたちを困惑させる。
物間寧人が1年B組の到着を大声で報じ、自身が発行したアンケートの結果でB組の出し物がA組を2票上回ったことをかざしながら、流れは自分たちに傾いたと宣言する。合同訓練が始まる中彼が挑発を続けると、拳藤が咎めようとするが、消太が捕縛布で一足早く制裁を加える。そしてブラドキングとともに、ヒーロー科への編入を目指す心操人使が参加することを明かす。
出久が自身の見た面影をオールマイトに伝えるが、彼にも明確な説明はできない。オール・フォー・ワンの弟の素顔が読者に初めて明かされる。両ヒーロー科クラスの更新されたコスチュームがお披露目される。ヒーロー科編入を目指す心操人使の挑戦が公になる。
全13ページ。2018年8月20日発売の第38号に掲載され、単行本第21巻に収録。アニメ第91話として映像化された。本話により合同訓練編が幕を開ける。表紙には緑谷出久と青山優雅が登場。作中舞台にはハイツ・アライアンス、職員室、グラウンドγ、面影の世界が含まれ、アイテムリストには捕縛布、ペルソナコード、籠手、エアフォース・グローブが挙げられる。両ヒーロー科クラスに加え歴代のワン・フォー・オール継承者全員が登場するなど、登場人物が異例の広範囲に及ぶ。堀越の作者コメントではサンディエゴ・コミコンへの招待に対しVIZ Mediaへの感謝が述べられている。
第194話「寒空!雄英高校」では、出久がオールマイトに面影の夢について話したことで合同訓練編が幕を開け、1年A組が1年B組との合同訓練のために集まる。
第194話で、オールマイトは自身の師匠も同様の光景をワン・フォー・オールの歴代継承者が遺した面影と表現していたと説明しますが、過去の世代では面影が言葉を返すことはなかったと指摘し、緑谷の経験が前例のないものであると伝えます。
第194話から「合同訓練編」が始まり、1年A組と1年B組が対抗戦を行う演習が導入されます。
第194話において、心操人使が雄英高校ヒーロー科への編入を目指す一環として、1年A組の合同訓練に参加することが明かされます。
第194話では、物間寧人が文化祭の人気投票で1年B組が僅差で上回っていることを示すアンケート用紙を掲げ、1年A組を煽ります。
第194話についてもっと知りたいですか?Fandomのドラゴンボールウィキにコミュニティノート付きの専用ページがあります。
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