
アメリカ軍の戦闘機部隊に護送され、デクは雄英への最後の道のりを進むが、傷ついた仲間たちの姿を目にして“個性”の暴走寸前に追い込まれる。ルミリオンの説得で落ち着きを取り戻したデクは、最も重要な問いを敵に投げかける。
雄英へと向かう中、デクは自分を送り届けるために送られたアメリカ軍の部隊と合流する。彼が「黒鞭」を戦闘機の側面に引っかけると、ブラボーリーダーは自分たちの任務が天空の棺(要塞)周辺の領空警備であり、撤退命令に反して日本に残ったのは、自分たちの仲間(スターアンドストライプ)がオールマイトの力を継ぐ少年にすべてを託したからだと説明する。戦闘機部隊はデクが跳躍するための軌道を作り出し、最悪のヴィランを倒すべく彼を送り出す。
デクは「死柄木」の上に激しく着地し、ルミリオンを喜ばせる。敵は少年が強くなっていることを感じ取り、彼を包む輝きが3代目の“個性”であることを見抜くが、電磁バリアへと叩きつけられ、デクが内部に入った状態で遮断される。遅くなったことを謝罪し皆の無事を尋ねるデクだったが、地表で身動き一つしない大爆殺神ダイナマイトの姿を目にし、ショックを受ける。意識を失いかけている他のヒーローたちの姿が拍車をかける中、「死柄木」は到着の遅れを皮肉り、ヒミコ(トガ)が関わっていたのではないかと推測し、他の者たちと同じように責任から逃げるための言い訳は準備できているかと煽る。
怒りと恐怖によってデクの“個性”は暴走しかける。「死柄木」は怒りが動作を単調にし、的確なカウンター一発で終わると分析し、プレゼントは気に入ったかと問いかけながら近づいていく。そこへルミリオンが割って入り、まだ全員息があること、エッジショットが勝己の命を繋ぎ止めていることを叫び、まだ誰も失われていないのだから戦いは続いていると励ます。
接近してきた影はデクを雄英まで護送するために派遣されたアメリカ軍の戦闘機部隊であり、天空の棺周辺の領空警備が自分たちの任務であったことを明かす。「死柄木」はデクの成長を感じ取り、その新たな力を3代目継承者の“個性”と特定する。
大爆殺神ダイナマイトをはじめとする倒れたヒーローたちの姿を見てデクはショックを受け、“個性”が暴走して抑えがきかなくなり、「死柄木」はその隙を突こうとする。ルミリオンは全員が生きていることを告げてデクを落ち着かせる。デクは「オール・フォー・ワン」と対峙し、弔がまだ中にいるのかと問う。
「死柄木」はルミリオンの言葉を現実逃避の空論だと切り捨てるが、ルミリオンは理想を現実にするためにヒーローは言葉にし続けるのだと返す。オールマイトの言葉と5代目の感情抑制に関する助言を思い出したデクは心を鎮め、ルミリオンに謝罪する。
ワン・フォー・オールの歴代継承者全員が彼の背後に立ち、敵に立ち向かう。本話は単行本第37巻に全16ページで収録されており、アニメ第151話で映像化された。
第367話では、アメリカ軍機に護衛されて雄英高校に到着した緑谷出久が、新しく展開された電磁バリアの中で死柄木弔に一撃を叩き込みます。しかし、倒れて意識を失っているダイナマイトや他のヒーローたちの姿を目にしたことで、出久の“個性”は暴走し始めますが、ルミリオンの説得によって冷静さを取り戻します。
第367話において、アメリカ艦隊のブラボーリーダーは緑谷出久に対し、撤退命令に背いて日本にとどまった理由を明かします。それは、自分たちの仲間がオールマイトの力を継ぐ少年にすべてを賭けたからです。彼らは出久が移動するための道を作り出し、最悪のヴィランに立ち向かうよう送り出します。
他の意識が朦朧としたヒーローたちと共に、地面に横たわって動かないダイナマイト(爆豪勝己)の姿を目にしたことで、緑谷出久は「個性」の制御を失います。そのショックと怒りによって彼の力が暴走し、死柄木弔はその隙を突こうとします。
第367話でルミリオンは、まだ誰も死んでおらずエッジショットがダイナマイトの命をつないでいると伝え、実際には誰も失われていないのだから戦いは続いていると訴えることで、緑谷出久を落ち着かせる。
『僕のヒーローアカデミア』第367話のタイトルは「デク VS オール・フォー・ワン」である。全17ページで、単行本第37巻に収録され、アニメでは第151話で映像化された。
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