出久が秘策を模索しながら試合に臨む一方、焦凍は静かに攻撃を開始する。「半冷半燃」により地面を這う氷の槍が放たれ、出久は「ワン・フォー・オール」を込めた中指のデコピンで応戦、発生した風圧が攻勢を砕く。続く人差し指のデコピンが焦凍を捉えるが、彼は場外負けを防ぐため背後に氷の壁を作って踏みとどまる。地面からのさらなる氷を風圧が打ち砕き、焦凍は自作の氷の板に乗って滞空し、出久を押し倒して片足を氷漬けにする追加の氷波を放つ。
出久が動けず無防備に見える中、焦凍は追撃をかけるが、再び放たれた風圧によって氷が砕かれ、彼自身も押し戻される。出久の指の惨状を見た焦凍は勝敗が決したと判断し、とどめの氷波を放つが、あり得ないはずの風圧によってそれも粉砕される。出久はその隙を突き、焦凍が「個性」の半分だけで頂点を目指そうとしており、まだ自分に傷一つ負わせていないではないかと詰め寄る。ボロボロになった右手で拳を握り締め、彼は正面からの対等を要求し、激怒した焦凍は出久の真意を測りかねる。
出久は自身の指を痛めながら、「ワン・フォー・オール」のデコピンによる風圧で焦凍の氷攻撃を繰り返し打ち消す。
焦凍は出久の足を氷漬けにして試合を終わらせようとするが、出久は自力で脱出して立ち続ける。
出久は焦凍に対し、「個性」の半分だけで戦うのをやめるよう突きつける。
遠隔で見守るオール・フォー・ワンは、弔にこの試合をよく注視するよう告げる。
第38話「轟VS緑谷」では、雄英体育祭における緑谷出久と轟焦凍の注目の対戦が幕を開けます。出久は「ワン・フォー・オール」を指で弾いて起こす風圧で焦凍の氷結攻撃を何度も打ち消し、自らの指を骨折させながらも、氷だけでなく炎も使って全力でかかってくるよう焦凍に挑みます。
第38話で緑谷出久は、「ワン・フォー・オール」を宿した指でデコピンを放ち、衝撃波を発生させて迫り来る轟焦凍の氷を打ち砕きます。ただし、指を弾くたびに自身の指が骨折するという代償を払っています。
第38話で緑谷出久は、炎の能力を使わず、自分に傷一つ負わせていない轟焦凍に対し、「個性」の半分しか使わずに頂点を目指していると非難する。
第38話でオール・フォー・ワンは死柄木弔に対し、繰り広げられる緑谷出久と轟焦凍の試合をよく見ておくようにと伝えます。
第38話は2015年4月13日発売の同20号に掲載され、単行本第5巻収録の「雄英体育祭編」に属しています。
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