迫り来る「全個体解放」に対し、ダイナマイトは己の「爆破」がどこまで進化したかを思い返し、もはや出久の道を遮ることはないと決意する。ヴィランが人間離れした速度で突進してくるとオールマイトが悲鳴のような警告を発するが、若きヒーローは動じず立ち塞がり、「弾けろ」と命じる。
オール・フォー・ワンの口内が内側から吹き飛び、その巨体が地面へと叩きつけられる。相手が何もしていないように見えたため、彼は何に撃たれたのか理解できない。距離を詰めたダイナマイトは、雨が威力を弱めるため通常の汗で爆破汗の粒を包んで放ち、外部の火花で着火するよう仕組んでいたのだと説明する。敵は先ほどの攻防の中でそれが喉奥に入り込んでいたことを悟る。
周りはいつも自分のセンスを褒めるとダイナマイトは語り、ダメージがヴィランの年齢を若返らせることを知ったうえで、自分に必要なのは「1つの個性」だけだと宣言する。ダメージにより能力が混乱に陥ったオール・フォー・ワンは、これは自分の物語だと咆哮し、雑魚に退けと怒鳴りつける。だが「ハウザーインパクト」がそれに応え、「黙れ」という叫びとともに巨躯を爆風の嵐の中へと沈める。
猛爆撃の渦中でオール・フォー・ワンは個性の因子を複合できなくなっていることに気づくが、原因は爆発ではない。若返ったことで脆くなったのかと疑うが、面影の世界が代わりに答えを出す。他の面影たちの中にホークスが立ち、彼自身の醜い感情が制御を失わせたのだと告げ、死柄木に丸ごと飲み込まれたのだと皮肉を浴びせる。
対抗策のない中、ダイナマイトはこの戦いを「俺たちの物語」と呼び、至近距離から頭部へ至近着火を叩き込んで撃墜する。オール・フォー・ワンは身動きもままならない赤ん坊の姿でクレーターに転がり、力を使い果した勝者は、1人だけで倒すことなど到底不可能だったと口にする。
冒頭では勝己自身の誕生の瞬間が描かれ、ヴィランの退行と対比される形で彼の始まりが示される。
面影たちがオール・フォー・ワンに対して二度目の反逆を起こし、ホークスがとどめの皮肉を浴びせる一方、ダイナマイトは周囲の仲間たちに功績を称えて勝利を締めくくる。
誌面掲載時15ページ、単行本17ページ。2023年12月11日発売の2024年2号に掲載され、終章・決戦編の単行本第40巻に収録、アニメでは第163話で描かれる。堀越の作者コメントではジャンプの歴史に名を連ねた喜びが語られている。
ダイナマイトは、以前の攻防の最中にオール・フォー・ワンの口内へ仕込んでおいた不発の汗の粒を爆発させ、最後は至近距離からの「榴弾砲着弾(ハウザーインパクト)」でとどめを刺して勝利します。
ダイナマイトの猛攻によってオール・フォー・ワンが奪った「個性」因子が混乱に陥り、受けたダメージによって彼の身体はクレーターの中に横たわる無力な赤ん坊の姿にまで巻き戻ってしまいます。
ホークスをはじめとする面影たちがオール・フォー・ワンに反逆し、彼の憎しみによって制御を失ったこと、そして死柄木に事実上呑み込まれていることを突きつけたため、オール・フォー・ワンは「個性因子」を融合させる能力を失ったからです。
ダイナマイトはオール・フォー・ワンの頭部に対して至近距離で爆発を起こす際、この戦いを「俺たちの物語」と呼び、その後、自分一人の力だけでこのヴィランを倒すことは不可能だったと認めます。
第409話は爆豪勝己自身の誕生の描写から始まり、同話の終盤でオール・フォー・ワンが赤ん坊の姿まで退化させられる様子と対比させる形で彼の原点が描かれます。
第409話についてもっと知りたいですか?Fandomのドラゴンボールウィキにコミュニティノート付きの専用ページがあります。
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