職場体験が終わり、6月も終わりに近づく中、1年A組の期末テストまであと7日となっていた。上鳴電気と芦戸三奈は事件続きだった学期を理由に教科書をほとんど開いていないと明かし、常闇踏陰もそれに同意する。砂藤力道は今回のテストは中間テストよりも厳しいと警告する。峰田実の実技テストも厳しいだろうという煽りは彼自身の成績が良いからこそ成り立つ冗談であり、二人をさらに苛立たせる。クラス4位の緑谷出久は全員で林間合宿に行きたいからと二人を励ます。2位の飯田天哉も励ましを加え、5位の轟焦凍は普通に授業を受けていれば苦労しなかっただろうと冷静に指摘する。
学年トップの八百万百は勉強を教えると申し出るが、実技テストに関しては彼女自身も不安を抱いていた。尾白猿夫、耳郎響香、瀬呂範太が頼み込み、そのお願いに彼女は誇らしげに顔をほころばせる。切島鋭児郎が彼女を気前が良いと称えると、爆豪勝己も自分だって教えると主張し、血が出るまで切島を叩き込むと約束する。切島は学年3位の爆豪からの申し出を予期していたのだった。
昼食時、出久、飯田、轟、麗日お茶子、蛙吹梅雨、葉隠透は勝算を分析する。筆記試験は何とかなりそうだったが、実技試験は謎に包まれていた。物間寧人が出久にぶつかり、謝罪にかこつけてヒーロー殺しとの遭遇が1年A組の注目度を高めたと嫌味を言う。拳藤一流が彼の自慢の最中に殴り倒して代わりに謝罪し、実技試験は入試と同じロボット演習であるという先輩からの情報を明かす。倒れたままの物間は1Aに対するアドバンテージを無駄にしたと文句を言うが、拳藤は彼をもう一撃叩いて引きずっていき、他クラスを嫌っているわけではないと思い出させる。
出久がその知らせを伝えると上鳴と芦戸は歓喜し、障子目蔵は対人用に「個性」を加減する必要がないからの喜びだと指摘する。爆豪勝己は二人が静まるまで罵倒し、出久に向き直って苛立ちをぶつける。お茶子は正しく察する。これは「ヒーロー基礎学」での出久の動きに起因しているのだと。爆豪は体育祭での不完全燃焼な決着の再現を拒み、成績でどちらが上かを決めると宣言し、出久との差を見せつけ轟をも倒すと約束して立ち去る。切島は彼がこれほど熱くなったのは久しぶりだと観察し、常闇は敵意に突き動かされていると判断し、通り過ぎる彼を見る相澤消太は悪化する一方だと思いを巡らせる。
1週間は勉強に費やされた。八百万のグループには上鳴、耳郎、瀬呂、芦戸、尾白が加わり、彼女の講義が功を奏してクラス全員が筆記試験をクリアする。そして実技試験の日を迎え、1年A組は雄英教師陣の前に屋外で集合する。相澤は彼らが何か情報を聞いたことを認め、芦戸と上鳴はロボット相手だと自信満々に叫ぶ。しかし、根津校長が相澤のマフラーから飛び出し、それを否定するのだった。
根津校長は変更の理由を説明する。近年の敵(ヴィラン)の急増を受け、学校は訓練を強化し生徒に実践経験を積ませる必要があり、雄英の演習は今後実際の戦闘に即したものとなり、1年A組がその新形式に挑む最初のグループとなる。生徒はペアを組み、各ペアが自分たちの教師の一人と戦う。組み合わせは既に決定していた。轟と八百万は相澤消太と対戦。出久と爆豪は二人の絶望をよそにペアを組まされ、対戦相手はオールマイトとなり、二人で力を合わせなければ自分を倒せないと告げる。
全19ページの第60話は、2015年9月28日発売の2015年44号に掲載され、単行本第7巻に収録、アニメ第34話にてアニメ化された。舞台には雄英高校、1年A組教室、ランチラッシュの食堂が含まれ、操縛布や手榴弾型篭手(グレネードブレイサー)が登場し、1学期期末テストが始まる。堀越の作者コメントでは、お茶子や上鳴の髪型を未だにうまく描けず、相澤の髪の長さが常に変わっているように見えることが明かされている。
『僕のヒーローアカデミア』第60話において、根津校長は期末試験の実技試験が入学試験のようなロボット演習ではないことを明かす。代わりに、生徒たちは二人一組のペアを組み、実践形式で自らの教師たちと戦うことになる。
『僕のヒーローアカデミア』第60話で、緑谷出久と爆豪勝己はペアを組まされ、期末試験の対戦相手がオールマイトであることを知らされます。オールマイトは彼らに対し、自分を倒すにはチームとして協力する必要があると告げます。
第60話で爆豪勝己は、グラウンド・ガンマでの救助レースにおける緑谷出久の活躍に苛立ちを募らせたことで彼に対峙し、成績によってどちらが優れたヒーローかを決着させると宣言し、轟焦凍も打ち負かすと誓います。
第60話で成績トップとして描かれた八百万百は、尾白猿夫、耳郎響香、瀬呂範太、上鳴電気、芦戸三奈らを交えた勉強会を開催し、クラス全員が期末試験の筆記試験に合格できるよう手助けをする。
『僕のヒーローアカデミア』第60話(サブタイトル「備えろ期末テスト」)は2015年9月28日に掲載され、単行本第7巻に収録されており、期末試験編の開幕となるエピソードです。アニメでは第34話として映像化されました。
第60話についてもっと知りたいですか?Fandomのドラゴンボールウィキにコミュニティノート付きの専用ページがあります。
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