マルカネにて、ミウとユウは翅山和歩ともマネージャーのろくろうとも連絡が取れずにいる。招待されたことを喜んで到着した灰廻航一は、彼女が行方不明だと聞いた瞬間、浮かれた気分を吹き飛ばされる。少女たちは彼女が何かに悩んでいたことは知っていたがその内容までは知らず、航一に尋ねても、彼女が特に理由もなく飛び出す前に何か言いたそうにしていたことくらいしか答えられず、航一はそれをいつものことだと受け流していたのだった。ミウはそのことで彼を分からず屋だと詰じる。
彼らは手分けして捜索を開始する。ミウとユウはマルカネから電話をかけまくり、彼女の実家や学校に連絡を取りつつウェブサイトやSNSアカウントを監視し、聖ライラ女学院のシスター達は航一と共に彼女の行きつけの場所をしらみつぶしに探す。その途中でテルオ、ジュウベエ、イチモクも助っ人として引き入れられる。
丸一日探しても成果は得られない。何時間も探し回るうちに航一の頭の中は彼女のことでいっぱいになり、長年知り合いでありながら、彼女の住所も家族も、好きなものも嫌いなものも、そしてお互いがどういう関係なのかということさえ、ほとんど何も知らなかったことに気づかされる。
屋上にいた彼の元にミウから電話が入り、警察が話を聞くためにマルカネに来ているからすぐに戻るよう告げられる。和歩は週末に一度も帰宅しておらず、家族が行方不明者届を出していたのだ。彼女が鳴神祭のことを家族に一言も話していなかったため、誰一人連絡を取るべき場所を知らなかったのだった。
航一が引き返そうとしたその時、気づかぬうちにボム蜂が彼のいた場所に漂い込んできて爆発し、屋上を破壊して彼の体制を崩す。彼の「個性」が空中での体勢を立て直し、隣の屋上へと安全に運ぶが、どこからともなく起きた爆発に彼は困惑する。
爆発しなかった一匹の蜂が別の屋上へと離れていく。そこにはクイーンビーの新たな宿主となり、暗い表情を浮かべた和歩が待っていた。ナックルダスター風のトレンチコートをまとったNo.6が彼女の傍らに立ち、音楽の言葉になぞらえて彼らの「パートナー」にその時が来たのだと告げる。
『ヴィジランテ -僕のヒーローアカデミア ILLEGALS-』第72話では、羽鉢一歩とマネージャーの六郎が共に行方不明となったことを受け、灰廻航一がミウ、ユウ、聖ライラ女学院のシスター達と共に終日捜索にあたる。物語の終盤では、一歩が「女王蜂(クイーンビー)」の「個性」の新たな宿主として六号の傍らに立っている姿が明らかになる。
第72話でマルカネのミウとユウが、羽山和歩や彼女のマネージャーである六郎と電話がつながらなくなったことを受け、灰廻航一は和歩の捜索を始める。彼は、和歩が飛び出していく前に何かを伝えたがっていたにもかかわらず、そのとき自分が聞き流してしまっていたことを思い出したためである。
第72話で翅倉空々(ポップ☆ステップ)を捜索する際、灰廻航一は長年の知り合いであるにもかかわらず、彼女の住所や家族、嗜好、そしてお互いが本当はどういう存在なのかといったことを、実際にはほとんど知らないことに気づきます。
第72話では、灰廻航一が屋上を立ち去った直後にボムビーが爆発します。これは「女王蜂(クイーンビー)」の“個性”の新たな宿主となった羽山和歩が送り込んだものでした。航一は「滑走(スライドアンドグライド)」を用いて空中姿勢を保ち、生き延びます。
第72話の最後で、羽羽山和歩が「蜂女(クイーンビー)」の“個性”の新たな宿主となって変貌を遂げ、ナックルダスター風のトレンチコートを着たナンバー6の隣に立っている姿が描かれます。この新しい形態は後に「ビー☆ポップ」と特定されます。
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