『疾風伝』第137話では、うちは兄弟の対決が激化する。サスケは幻術を打ち破り、視力が低下していく兄を追い詰め、消えることのない黒炎を生き延びた後、最後に回避不可能な一撃を放つと宣言する。
うちはイタチが弟の眼をえぐり取っているように見えたものは、精神への罠であったことが判明する。サスケは右の写輪眼を失い、左眼も危うく奪われそうになり、呪印の片翼だけで辛うじて身を守るように見えたが、その一連の光景が消え去り、月読であったことが露見する。サスケが通常の写輪眼で万華鏡写輪眼の幻術を打ち破ったことは、イタチとそれを見守るゼツの双方を驚愕させる。黒ゼツはこれを純粋な熟練度の差であると説明し、達人の投げる石が素人の投げる手裏剣を凌駕することに例える。
眼への負担からイタチが崩れ落ちる中、サスケは一対の風魔手裏剣の封印を解き、二つ目を一つ目の影に隠して投擲し、さらにワイヤーで兄へと引き寄せて命中させる。イタチらしくない動きの鈍さは、月読の代償である視界のぼやけによるものだった。サスケは彼を嘲笑し、巨大な火球で押し込んだ後、千鳥を手に上空へ追撃し、天井に穴を開ける。
二人は屋上で火遁を交え、やがてイタチが右眼から天照を発動させる。その消えない黒炎はサスケのオレンジ色の炎を飲み込み、彼を焼き尽くし始める。サスケは自らの抜け殻を残して脱出するが、これは大蛇丸を取り込んだことで得た能力であった。彼は最後のチャクラを竜の形をした炎へと注ぎ込み、天井を突き破って放つがイタチには外れる。弟の力を使い果たしたと判断したイタチは決着を宣言するが、サスケは雨雲が集まる中で不敵に笑い、自分の次の術はあの炎と同じように避けることはできないと警告する。
サスケは通常の写輪眼を用いてイタチの月読を打ち破り、傍観するゼツを驚かせる。彼は、月読がイタチの眼に残した視界のぼやけを利用し、隠された風魔手裏剣とワイヤー操作による攻撃を命中させる。イタチは天照を放ち、サスケは大蛇丸を取り込んで得た抜け殻の能力で黒炎から逃れる。最後のチャクラを竜の頭の形をした火炎弾に使い果たしたサスケは、その後、集まる雨雲を呼び寄せ、回避不能なとどめの一撃を予告する。
天照とは、この話でうちはイタチが右目から放つ術で、触れたものすべてを飲み込む消えない黒い炎の形をとり、サスケが放ったオレンジ色の火球さえも呑み込んでしまう。
いいえ、天照そのものは写輪眼の種類ではない。これはイタチが万華鏡写輪眼によって発動できる術であり、目の視覚的な形態ではなく黒い炎を生み出すものである。
サスケは大蛇丸を取り込んだことで得た能力を使って自らの皮膚を脱ぎ捨て、天照の黒い炎から抜け出し、残ったチャクラを龍の形をした攻撃に注ぎ込んで生き延びる。
サスケは万華鏡写輪眼による幻術である月読から、通常の写輪眼のみを使って抜け出し、その様子を見ていたイタチとゼツの両方を驚かせる。
「天照!」の終盤、サスケは嵐雲が集まる中で不敵に笑い、黒い炎と同様に次に放つ術も避けることはできないとイタチに告げ、後の麒麟につながる伏線を張る。
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