タズナの作業員たちが意気消沈する中、第七班は波の国を苦しめる貧困を目の当たりにする。そして、イナリの壁に飾られた破られた家族写真から、ガトーに破滅させられた英雄カイザの悲劇的な物語が明かされる。
うずまきナルトとうちはサスケが木登り修行で競い合う中、ギイチというタズナの作業員の一人が仕事から離れ、雇い主に橋の建設を諦めるよう促す。市場からの帰り道、春野サクラはカバンをひったくろうとする人々の必死な姿に動揺するが、最初はもっと無邪気なことだと勘違いしていた。タズナは、橋が完成しガトーの支配から解放されれば、国は繁栄すると主張する。
夕食後、ナルトとサスケは強くなろうと意地を張り、吐き戻しながらも限界まで食べ続ける。サクラは、一人の姿を消すために破られている家族写真を、なぜイナリがずっと見つめているのかと尋ねる。少年は怒って部屋を出て行き、ツナミが後を追う。その後タズナは、写真から消えている男、カイザは称賛された英雄であり、イナリの義父であったと説明する。流れ者の漁師であったカイザは、イナリを水の中から引き上げたことで初めて彼と出会い、少年は完全に彼を頼るようになっていった。カイザは単身で洪水を食い止めたことで村の尊敬を集めたが、ガトーがやって来た際、人々の希望を打ち砕くために彼を処刑した。その残酷な計画は成功し、イナリに深い傷を残した。その話に心打たれたナルトは、英雄がまだ存在することを証明しようと決意する。
ギイチは橋の建設プロジェクトを放棄し、タズナに諦めるよう懇願する。第七班は波の国を覆う貧困を目の当たりにする。破られた写真から、地域の心を折るためにガトーが殺したイナリの英雄的な義父、カイザの歴史が明らかになる。ナルトは、英雄的行為がまだ死んでいないことをイナリに示すと固く決意する。
カイザはかつて洪水を単身で食い止めた英雄として讃えられた人物で、イナリの継父でもあったが、村の希望を打ち砕くためにガトウによって処刑された。
その写真は、ガトウに処刑された継父カイザの姿を消すために破られたものであり、イナリはその写真を見ることに耐えられずにいる。
ギイチはガトウの圧政のもとで心が折れてしまい仕事を投げ出し、タザナに橋の完成を諦めるよう促す。
ナルトとサスケは木登りの修行を続け、力をつけるために意地になって大量に食べては吐くことを繰り返す。
カイザの犠牲の話に心を動かされたナルトは、英雄は今も存在することをイナリに証明しようと決意する。
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