
「負け犬」は漫画BORUTOの第6話であり、モモシキによるナルト拉致後の余波を描いている。罪悪感に苛まれたボルトは、科学忍具を捨てて父親の信念を取り戻し、火影を連れ戻すためにサスケと共に出発する。
尾獣モードをまとったナルトはモモシキの攻撃に備え、一瞬だけ尾獣玉を撃つことを考えるが思いとどまる。サスケは困惑するボルトに、反撃すれば周囲の田園地帯を平坦にしてしまうため、ナルトは代わりにその一撃を吸収したのだと説明する。しかしモモシキは、その行動を劣等な生命体の証拠だと解釈する。その後ボルトは、襲撃による負傷者たちが集められた病院で意識を取り戻す。彼はサクラから、モモシキとキンシキがナルトを捕らえようとするのを止めようとしてヒナタが負傷したことを知らされる。深い後悔に打ちひしがれたボルトは病室を飛び出し、近道をした元凶として責める科学忍具を外し、火影室へと向かう。
父親の着古した上着を羽織り、ボルトは自分自身を負け犬と呼ぶ。サスケはそれを率直に肯定した後、その少年を若き日のナルトに重ね合わせる。サスケはその侮辱を称賛へと捉え直し、ボルトが負けることを嫌悪するようになり決して引き下がらないことに注目し、彼を弟子として受け入れる。他の五影も協力を誓う中、サスケはアカデミーの屋上からナルトを捕らえた者たちへ向けて輪廻眼のポータルを開く。
「敗者」の章では、ナルトがモモシキとキンシキに連れ去られた後、ボルトが罪悪感に苛まれながら、サスケとともに父を救い出そうと立ち上がる。
母ヒナタがモモシキとキンシキによるナルト拉致を止めようとして負傷したと知ったボルトは、罪悪感から病院を飛び出し、頼りにしていた小手を投げ捨てて、自分を敗者と呼びながら父のコートを身にまとう。
サスケはあっさりそれを認めつつも、それを賞賛の言葉に変え、負けず嫌いで決してあきらめなかった若き日のナルトにボルトを重ね合わせ、ボルトを自分の弟子として受け入れる。
尾獣モードのナルトは一瞬、超大玉を使うことを考えるが、サスケに周囲一帯を吹き飛ばしてしまうと言われて思いとどまり、代わりにその攻撃を自ら受け止める。
輪廻眼が尽きたサスケは、忍者学校の屋上からナルトを捕らえた者たちの元へ通じる裂け目を開き、サクラ、ヒナタ、サラダ、ミツキに見送られたボルトがそこへ足を踏み入れる。
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