通算第166話であり「SuperS」シリーズの最終回。封印される直前の女王ネヘレニアが気を失ったちびムーンを道連れに連れ去り、セーラームーンは決死の救出劇と、虚飾に満ちた女王の悲しい過去に向き合うことになる。
ゴールデン・クリスタルが東京を救い、デッド・ムーン・サーカスを打ち砕いたが、セーラームーン以外のセーラー戦士たちとエリオスは気を失ってしまう。彼女だけが、生き残ったネヘレニアがぐったりとしたセーラーちびムーンを抱え、女王を再び封印しようとする新月に引き上げられて浮上する崩壊した建物の中にいるのを目撃する。セーラームーンはしがみつき、長い螺旋階段を上って彼女を追う。
頂上で悲痛な叫び声を聞いた彼女は、ネヘレニアが醜い老婆へと姿を変えているのを発見する。セーラームーンを生まれ変わったプリンセス・セレニティだと気づいた女王は、あの王国をいつも嫉妬の眼差しで見つめていたと打ち明け、なぜ自分がこれほどまでに孤独になってしまったのかを語り始める。
ネヘレニアは自らの没落を語る。かつて人々に愛された美しい統治者だった彼女は、鏡に老いた姿が映るまで永遠に若いままでいられると思い込んでいた。子供の夢に関する囁きが彼女を悪へと誘い、恐怖心からジルコニアを生み出した。彼女は家臣たちから「夢の鏡」を奪い取り、レムレスに変えて喰らうことで永遠の若さを維持し、怪異たちの中で一人暮らすことを選んだのだった。今となっては、美しさを取り戻すために封印されるほうが、将来老いていくよりマシだと彼女は考える。
哀れみの感情を抱いたセーラームーンは女王の怒りを買う。ネヘレニアはジルコニアの像を投げつけて抹殺しようとするが、セーラームーンの瞳にある慈愛の眼差しはかつて自分を封印した眼差しを想起させ、怯んでしまう。激怒した女王は、セーラームーンは夢も未来も失ったと嘲笑いながら、崩れゆく像の上からちびムーンを街へと投げ落とす。若さを取り戻した女王が新月に引き込まれてついに鏡の中に封印される中、セーラームーンは落下する少女の後を追って飛び降りる。
ちびムーンを追って急降下する中、セーラームーンはプリンセス・セレニティへと姿を変えて追いつき、二人の未来が失われる前に目を覚ますよう必死に呼びかける。ちびムーンが目を覚まし、一緒に夢を見ようと微笑むと、エリオスがペガサスの姿で目覚めて翼を与え、二人を安全に着地させるのだった。
翌日、エリオスは一行に別れを告げ、ちびうさの手の甲にキスをして周囲の嫉妬を買うが、ベスベスが嘘のUFOを叫んで二人が抱き合う時間を作る。ペガサスが飛び立つ中、アマゾネス・カルテットもそれぞれの道を歩み始め、涙を浮かべたちびうさは追いかける。自身の夢を伝えることはできなかったものの、いつか再会できる希望を胸に微笑むのだった。
この最終回は、初期の英語版およびフランス語版やハンガリー語版吹き替えにおける1990年代アニメシリーズの最終エピソードとなった。アマゾネス・カルテット、エリオスとペガサス、そしてゴールデン・クリスタルの最後の登場となった(ただしネヘレニアは第5期の序盤で再登場する)。90年代シリーズ全話の中で唯一、変身シーンや属性攻撃が一切登場しない回であり、「ムーンライト伝説」がオープニングテーマとして使用された最後のエピソードでもある。
『夢よ永遠に! 光満ちる天』では、意識を失ったセーラーちびムーンを抱えながら新月の力で上空へ引き上げられ封印されようとしているクイーン・ネヘレニアを、セーラームーンが追いかける場面で『SuperS』シーズンが締めくくられる。
ネヘレニアは、かつて自分が人に愛される美しい女王であったものの、永遠の若さに執着するようになったこと、そして囁きかける呪文に誘われて悪に堕ち、自身の恐れからジルコニアを生み出して家臣たちから「夢の鏡」を奪うに至ったことを明かします。
崩れ落ちる像からネヘレニアにちびムーンが投げ落とされた後、セーラームーンは彼女の後を追って飛び降り、プリンセス・セレニティへと姿を変えてちびムーンを蘇生させる。その時エリオスがペガサスとなり、二人に翼を与えて無事に着陸させる。
翌朝、エリオスはペガサスとして旅立つ前にちびうさの手にキスをし、ちびうさは自分の夢を彼に伝えることはなかったものの、再会できるという希望を抱いて笑顔を見せながら、涙を流して彼の後を追いかける。
「夢よ永遠に! 光天満ちて」は、90年代アニメシリーズ全話の中で唯一、変身シーンや必殺技(属性攻撃)が存在しないエピソードであり、オープニングテーマとして「ムーンライト伝説」が使用された最後のエピソードでもあります。
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