鬼ごっこが終わりを迎える中、選手たちはエゴイズムの本当の意味を噛みしめ、ブルーロックの真の構造が明らかになっていく。絵心はランク別の施設と一次選考の仕組みを説明し、一方で帰国した天才は日本のサッカーに時間を割く価値があるのかを見極めようとする。
日本フットボール連合の会議で、帝襟 アンリはこのままでは日本が二度とワールドカップを掲げることはないと断言し、不乱蔦 宏俊の嘲笑を一蹴して、すべてを絵心 甚八に賭ける。施設では、キラがわずか二分間の鬼ごっこで自分の選手生命が終わったと怒りをぶちまけるが、絵心はこう分析する。競技場はペナルティエリアを模しており、大半のゴールはそこから生まれる、そこで機能できないストライカーには才能がないのだと。さらに、一試合を通じて選手がボールに触れる時間はわずか約136秒であり、キラが最後の一秒に賭けることを拒んだことこそが彼の限界を露呈させたのだと説く。まだ興奮の冷めやらぬ潔は、なぜ蜂楽が自分にボールを託したのかと尋ねる。蜂楽は、ここでは結果がすべてであり、潔なら決めてくれると信じたのだと答える。
Zルームを生き残った十一人はチームZとなるが、時には互いに牙を剥き合う仲間でもある。トレーニングが数日経つ頃、潔は雷市に走り負け、久遠にジャンプで及ばないことを思い知る。食堂ではランクに応じておかずが決まり、299位の潔にあてがわれたのは納豆だけだった。眠れない夜、潔は蜂楽と夜間練習に励む。蜂楽は自分の中にゴールを求めて叫ぶ怪物がいると語り、それと同じ本能を潔にも感じ取っているのだと言う。新しい体力ランキングでは潔の順位は274位まで上がる。
絵心は施設の構造を明かす。BからZまで25チームが五つの建物に分かれて配置され、上位ランクほど食事や設備が優遇される仕組みだ。一方、記者の弐瓶 集作はドイツから帰国したロイヤルの天才、糸師 冴にインタビューを行う。冴は日本代表を弱いと切り捨て、自分のパスに値する国内のフォワードなど一人もいないと言い放つ。
絵心は一次選考の開催を発表する。対象は第五施設に収容された55名の選手のみで、そこにいる五チームが互いに対戦し、上位二チームのみが二次選考に進出できる。ポジションを巡ってチームZが揉め始めると、絵心はサッカーはもともとストライカーだけから始まったのだから、ゼロから作り直せと告げる。帝襟は、この企画全体を旧来の日本サッカーの終焉と位置づけ、チームワークではなく一人の英雄こそが必要であり、それを止めるための新たな戦術が生まれるのだと主張する。
ブルーロックの一般公開は、たった一人のために299人のキャリアを犠牲にすることへのメディアの猛反発を招くが、帝襟は意志を曲げない。興味を惹かれた糸師 冴は日本に留まり、この実験がどんな愚か者を生み出すのか見届けることを選ぶ。そしてチームZはチームXとの初戦に踏み出していく。
『ブルーロック』第2話で、蜂楽 廻は「怪物」を自分の中に棲む、ゴールへの渇望だと表現する。それは彼自身が自覚している執着であり、夜間練習中に潔 世一の中にも目覚めつつあると感じ取っている。
第2話で、絵心 甚八は一次選考の開始を告げる。これは第5寮に住む55人の選手に限定された段階で、5つのチームが互いに対戦し、各組上位2名のみが二次選考に進出できる。
練習の後、潔 世一の順位は一時299位まで落ち込み、おかずも納豆にされてしまう。しかしその後の体力測定によるランキングで274位まで順位を上げる。
記者の二瓶 周作の取材を受けた糸師 冴は、日本代表を弱いと切り捨てる。しかしブルーロック計画が世間に公表されたことに興味を引かれ、そこからどんなストライカーが生まれるのか見届けるために日本に残ることを選ぶ。
絵心 甚八がブルーロック計画を指揮しており、日本サッカー協会内では帝襟 アンリが不乱蔦 宏俊の嘲笑をよそに、その計画を後押ししている。
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