一次選考でのチームZ対チームXの初戦は、全選手が得点王ボーナスを狙う身勝手な争奪戦へと崩れていく。馬狼の圧倒的な支配力によって、潔は絵心が示唆していた真実、サッカーのゼロを一に変えることの意味を悟らされる。
絵心は一次選考を五チームによる総当たり戦として説明する。上位二チームのみが勝ち上がれるが、敗れたチームの中でも最多得点者は生き残ることができ、同点の場合はフェアプレーによる減点で決着をつける。チームZは布陣を組み、潔と蜂楽を前線に配置し、第五施設内で四十五分間、チームXと激突する。
試合は開始直後から崩壊する。チームZの全選手が自分の役割を放棄し、めいめいゴールを狙い始めるのだ。混乱の中、ランク下位の250位に甘んじる馬狼 照英がボールを奪い、ヒールフリックやニュートメグでディフェンダーを次々とかわし、冷静に決める。ボールは自分を輝かせるためだけの召使いだと言い放ち、自らを王だと宣言する。チームXは賢明にも馬狼のもとに結束し、パスをリーダーに集中させて組織的に得点を重ねていくが、チームZは相変わらず内輪もめを続ける。
形のない試合に馬狼が秩序をもたらす様子を見て、潔は絵心の謎かけの意味を悟る。混沌はゼロであり、馬狼の決定的なプレーがそれを一に変え、それがチームがその後掛け合わせていく土台となるのだと。試合終盤、潔は自分でも驚くほど自然に国神へパスを通し、チームZ唯一の得点を生み出すが、試合は1対5で敗れる。馬狼はゴール前で固まるストライカーには才能がないと嘲笑う。試合後、チームは、ストライカーが一を生み出し、他のポジションがそれを掛け合わせるのだという教訓にたどり着き、絵心は彼らが正しい方向に進んでいると認めつつ、サッカーには個の武器が不可欠だと警告する。
絵心は一次選考のルールと得点王による生存ボーナスを説明する。チームZの試合は、選手たちが個人のゴールを追い求める無秩序な争いへと崩壊する。馬狼が得点を重ねてピッチの王を名乗り、圧倒的な存在感を示し、チームXは彼のもとに結束して危なげなく勝利を収める。潔は国神にアシストを通し、チームZ唯一の得点を1対5の敗戦の中で生み出す。試合後、チームはゼロを一に変えるという教訓にたどり着き、絵心は彼らの方向性が正しいことを認める。
第3話で、チームZはチームXに5対1で敗れる。唯一の得点は潔 世一のアシストから國神が決めたものだった。
順位250位と低い評価だった馬狼 照英が、第3話でヒールフリックや股抜きでディフェンダーを次々とかわし、チームXの得点を決めて試合を支配する。そして自分こそが王であり、ボールは自分を輝かせるためだけの下僕だと宣言する。
馬狼が混沌とした試合に秩序をもたらす様子を見て、潔はまとまりのない試合は0であり、ストライカーの決定的なプレーがそれを1に変えることに気づく。そしてその1という基盤を、チームの他のメンバーがかけ算のように増幅させていくのだと理解する。
絵心 甚八は、一次選考は5チームによる総当たり戦であり、各組上位2チームのみが勝ち上がれるが、敗れたチームの得点王も生き残ることができ、同点の場合はフェアプレーポイントの減点で決着をつけると説明する。
「ブルーロックの一日」と題されたアディショナルタイム短編では、朝のウォーミングアップから食事、消灯までの寮の日常が描かれ、最後は五十嵐が練習をサボるための大げさな言い訳が見破られるところで締めくくられる。
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