
「初期衝動」は第84話にあたり、4対4のまま試合が続く中、蜂楽がパスに頼る癖を捨て去る場面を描く。四人の守備者を股抜きで抜き去る単独突破を見せるが、潔にシュートを読み切られ阻まれる。
速攻で突っ込んでくる蜂楽の姿を見て、潔はそれを止めるか、少なくとも三人の仲間が守備に戻るまで時間を稼がなければならないと悟る。一方の蜂楽は、無意識にパスの選択肢を探してしまい、その癖が自分の中に深く刻まれていることを認める。幻の怪物と共にプレーすることが自分の存在理由になってしまい、自分自身の想像の中に閉じ込められていたことに気づき、それを断ち切るべき呪いだと見なす。
時光がボールを求め、潔がパスコースを切ろうと動いたとき、蜂楽は代わりにボールを股の間へ通す。スタイルの変化を察した潔が見守る中、次に立ちはだかった千切も同じく股抜きにされ、続いて肩をつかんだ馬狼も同じ目に遭う。ゴールまで40メートルの位置で、チームホワイトは彼を読めない不確定要素と見なす。凪、千切、馬狼が彼を囲む一方、潔は凛への通り道を封じることに集中する。蜂楽は三人を相手にリフティングでボールを浮かせ、首の後ろに乗せてキープし、凪が肩に手をかけてきた瞬間に体を回転させて躱す。近くでは凛の気迫が高まっていく。
凪から抜け出した蜂楽はシュートの間合いを得るが、これが決まればおそらく孤立することを承知の上で、その孤独こそを解放だと感じてシュートを放つ。しかし潔がそれを止め、お前なら自力でゴールまで到達できると信じていたと告げる。
殻を破った蜂楽は潔、千切、馬狼を次々と股抜きで抜き去る。続いて凪も振り切ってシュートを放つが、その突破をずっと予測していた潔に止められる。
「初期衝動」と題された第84話で、蜂楽は常にパスを選んでいたこれまでの癖を破り、単独で4人のディフェンダーを抜き去るドリブルを見せる。最終的に潔が蜂楽のシュートを予測してブロックし、第4戦は4対4のまま続く。
第84話で蜂楽は単独で前線へ駆け上がりながら、潔、千切、馬狼を立て続けに股抜きで抜き去る。その後、凪をドリブルで振り切ってからシュートを放つ。
第84話で潔は、蜂楽の単独突破をずっと予測していたうえでそのシュートを止める。潔は蜂楽に、自力でゴールまでたどり着くと信じていたと告げる。
第84話で蜂楽は、常にパスの選択肢を探してしまう本能から解き放たれ、想像上のモンスターに頼っていたことが自分自身の頭の中に閉じ込めていたのだと気づく。彼はこの変化を呪いから解き放たれたことと捉え、自分自身のやり方でプレーすることを決意する。
「初期衝動」と題された第84話は、10巻の8話目で二次選考編に含まれる。日本では2020年5月20日に発表され、アニメ第22話で映像化された。
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