鼓の鬼は、十二鬼月の下弦の陸の座に就いていた頃を振り返る。それは、彼が次第に己の限界に突き当たり、それ以上人間を呑み込めなくなっていった時期だった。かつて無惨が彼の屋敷を訪れ、響凱と名づけたが、その止まった食欲に激怒した。階級を刻んだ目を斬り裂き、鬼の王は彼を十二鬼月から追放した。響凱は、初めのうち無惨の血があれば際限なく強くなれると信じていたのに、それが誤りだったと思い知らされたことを思い出す。
てる子が涙ながらに、救い出された清と再会したのち、炭治郎は鬼殺隊士だと名乗り、鱗滝の薬で少年の傷を手当てする。清は、食われるためにさらわれたこと、三体の鬼が自分を奪い合い、その争いで響凱の背から鼓がもぎ取られたことを語る。響凱はその鼓を使って部屋を動かし、生き延びていたのだ。炭治郎の鎹鴉は、稀血が貴ばれるのは五十人から百人分の滋養に等しいからだと説明する。
響凱が近づくのを察した炭治郎は、子どもたちに鼓を使って逃げるよう告げ、自分は戦う。炭治郎が駆け出すと、清が鼓を打って二人を遠ざける。響凱は部屋をひっくり返し、目に見えない斬撃を放って炭治郎を危うく捉えそうになり、さらに速く打って彼を惑わせる。
この回想は、十二鬼月がどのように成り立っているのかを明らかにする。無惨が、もはや力を伸ばせなくなった者を自ら降格させ傷つけるさまを描き、響凱の苦々しさの源を明かす。
現在では、この話が炭治郎と響凱の本格的な一騎打ちへの舞台を整える。先の戦いで満身創痍となり、足元もおぼつかない炭治郎は、水の呼吸の応用についての鱗滝の教えを思い起こし、真っ向から鬼に立ち向かう覚悟を固める。
鬼滅の刃 第24話では、響凱が人を喰えなくなったために無惨から十二鬼月の位を剥奪される回想が描かれます。現在では、炭治郎がさらわれた清を兄妹と再会させ、怪我を負いながらも響凱と対峙します。
第24話で、下弦の陸の座にいた響凱は限界に達し、それ以上人を喰えなくなりました。彼の食欲が止まったことに激怒した無惨は、階級が刻まれた目を斬り裂き、彼を十二鬼月から追放しました。
第24話で、炭治郎の鴉は、稀血が50人から100人分の栄養に相当するため重宝されると説明します。これが、少年である清が喰われるためにさらわれた理由です。
第24話で、響凱は背中の鼓を叩いて部屋を回転させ、炭治郎をあわやというところまで追い詰める不可視の斬撃を放ちます。彼は戦闘中、炭治郎の方向感覚を奪うためにより速く鼓を叩き続けます。
鬼滅の刃 第24話「元十二鬼月」は鼓の屋敷編の一部であり、第3巻に収録されています。この話は19ページで構成されています。
元十二鬼月についてもっと知りたいですか?FandomのDemon Slayerウィキには、コミュニティによる注釈付きの専用ページがあります。
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