炭治郎の刀は堕姫の首の帯のような肉に押し返され、頑強な布は彼に反撃される前に攻撃を中断して退かせる。態勢を立て直そうとしていると、堕姫が斬撃で突進してくるが、彼は彼女の動きをゆっくりと捉え、それが優位をもたらす。彼女の荒れ狂う帯が多方向から迫ると、彼はそのすべてを一点に集め、縛られた布を切り抜きながら突進する。
ヒノカミ神楽の炎が帯を焼き払い、彼を堕姫の間合いへ運ぶ。まさに彼女の首を取ろうとした瞬間、彼は妹の花子が息をしてと懇願する幻を見る。集中が砕け、彼は体の限界をほとんど越えたあとで息を喘がせる。彼は地面に崩れ落ち、抑え込んでいた痛みがついに襲いかかり、両目から血が流れ始める。
炭治郎が怒りで動き、限界を超えるために生命力を費やしていたこと、そして花子の警告が致命傷を負う前に彼に届いたことが明らかになる。堕姫は人間としての彼の脆さを見下して嘲り、その傷をあざ笑い、とどめを刺そうと一歩近づく。
彼女が打つ前に、一本の足が背後から堕姫を打ち、その頭を弾け飛ばす。禰豆子が倒れた兄と鬼の間に立ち、怒りに煮えたぎる。家族が殺された雪の夜の記憶が、鬼に向き合う彼女の激情を研ぎ澄ます。堕姫の顔が再び形を取り戻すと、彼女は禰豆子を無惨が語っていた鬼だと気づく。禰豆子の顔が変貌し始め、その果てしない怒りが彼女を前へと突き動かし、肉体の限界から解き放たれた鬼が何をなしうるのかが宙づりにされる。
この話は鬼殺隊対堕姫・妓夫太郎の編の一部である。炭治郎は堕姫との戦いで肉体の限界に達し、禰豆子が戦いに加わって対決の新たな局面を整える。アニメ第39話に対応し、第10巻に収録されている。
『鬼滅の刃』第82話「人間と鬼」では、炭治郎が堕姫(だき)を相手に肉体の限界まで戦い、目から血を流して倒れ込みます。その後、激怒した禰豆子(ねずこ)が戦いに乱入し、倒れた兄と鬼の間に立ちはだかります。
第82話では、炭治郎は怒りを原動力にし、生命力を削って限界を超えていました。堕姫の首を獲ろうとしたまさにその時、妹の花子(はなこ)の幻影が息をするように訴えかけ、彼の集中が途切れます。その瞬間、抑え込まれていた痛みが彼を襲い、目から血を流し始めます。
第82話では、禰豆子は堕姫の背後から蹴りを叩き込み、鬼の頭を吹き飛ばします。そして、倒れた兄の炭治郎と堕姫の間に立ちはだかり、家族が殺された雪の夜の記憶によって怒りを研ぎ澄ませながら激しく憤ります。
第82話「人間と鬼」は、堕姫・妓夫太郎(ぎゅうたろう)との戦いを描く遊郭編の一部であり、『鬼滅の刃』単行本第10巻に収録されています。
『鬼滅の刃』第82話「人間と鬼」は、アニメ第39話に対応しています。
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