片腕が使えず、エネルギーが危機的に枯渇した状態で、孫悟飯は片手かめはめ波を準備し、セルの太陽かめはめ波に対抗する。状況は彼に絶望的に不利だ。セルはV太陽系全体を破壊するに足りるエネルギーを集めているのに対し、孫悟飯はほとんど立っていられない状態である。だが、見覚えのある声が界王のテレパシーを通じて彼に届く。他界からの孫悟空が息子に、勝利するための力は依然として彼の中に存在すると告げるのだ。
2つのビームが衝突し、地形を歪ませ、惑星全体に衝撃波を送る壊滅的なエネルギーの激突が生じる。長く、苦しい瞬間の間、争いは均衡を保ち、どちらも相手を押し返すことができない。セルはより多くの力をブラストに注ぎ込み、徐々に優位を得ていく。孫悟飯は歯を食いしばり、防線を保持するが、敗れようとしている。腕の損傷、感情的な疲弊、そして戦いで積み重なったダメージが全て彼に重くのしかかっている。
ピッコロ、天津飯、ヤムチャ、そしてクリリンは戦闘に身を投じ、気弾でセルに砲撃し、必死にバランスを傾けようとする。彼らの攻撃はセルに物理的なダメージをもたらさないが、その行為は意味深い。彼らは世界の終焉を傍観することを拒み、どんなに小さくても、彼らにできるあらゆることを貢献しようとしているのだ。
孫悟空が彼岸から孫悟飯を励まし続け、力を抜くなと、最後の一滴までエネルギーを解放するよう促す中で、ベジータが再び戦場に出現する。セルに屈辱を与えられた王族であり、息子の死を目にした者であり、今日既に一度失敗した者が、ギャリックブレイザーをセルに直接放つ。ブラストはセルにダメージを与えるほどの力を持たないが、そである必要はない。セルの集中力をほんの一秒間だけ奪えばよいのだ。
その一秒が孫悟飯に必要な全てだ。セルが一瞬気を取られた隙に、孫悟飯はかめはめ波に残された力の全てをチャージする。波動がセルのブラストを飲み込み、その後セルそのものを飲み込む。アンドロイドの体は完全に包まれ、全ての細胞が再生の可能性を超えて焼却される。セルは消滅する。完全に、永遠に消滅するのだ。

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