オリジナル『ドラゴンボール』アニメと『ドラゴンボールZ』初期の数年間を率いた東映動画のテレビシリーズ監督。西尾大介は、世界の大半に悟空を紹介したテレビシリーズの間合い、構図、空気感そのものを定めた人物である。
西尾大介は、オリジナルの『ドラゴンボール』テレビアニメを率いたシリーズディレクターであり、その同じ着実な手腕を『ドラゴンボールZ』の最初の長い区間にも持ち込んだ人物として知られている。広島県三次市に生まれ、立命館大学で学んだのち1981年に東映動画へ入社し、いくつかのテレビ作品で経験を積んだのち、1982年には『Dr.スランプ アラレちゃん』で助監督を務めている。鳥山の次なるヒット作にアニメ化が必要となったとき、西尾はすでにそのチームの一員としてその場に居合わせており、自然な流れで新作へと移行していった。
彼の演出のもとで、1986年版のドラゴンボールアニメは、ブルマのカプセルに関するギャグも、かめはめ波の場面も、同じくらい呼吸を持って描かれる、あのゆったりとして遊び心のあるリズムを獲得していった。1989年にシリーズがサイヤ人編へと移行し『ドラゴンボールZ』となった際にも、彼はその空気感をラディッツ、ベジータ、ナメック星、そしてフリーザ初期のエピソード群へと持ち越していき、後の演出陣が依拠することになる基本型をしっかりと形作っていった。彼の最後の『ドラゴンボールZ』クレジットとなったのは、あの世一武道会編のフィラー回『悟空対パイクーハン』であり、これは1993年9月1日に初放送されている。
西尾は『ドラゴンボール 神龍の伝説』、つまり最初のドラゴンボール劇場版作品で映画監督としてのデビューを果たし、結果としてフランチャイズの初期劇場版作品のうち、他のどの監督よりも多くの作品を率いることになった。彼のドラゴンボール映画クレジットには『魔神城のねむり姫』が含まれ、さらに重要な初期Z作品である『デッドゾーン』『この世で一番強いヤツ』『地球まるごと超決戦』『100億パワーの戦士たち』が並ぶ。彼はまた、橋本光夫監督の『クウラの逆襲』も監修しており、シリーズが一作一悪役という劇場版の方程式へと移行していく中で、その雰囲気の維持に目を光らせていた。
この一連の仕事は、本質的にドラゴンボールZ劇場版の語法そのものを定義した。単独の脅威がふらりと現れ、戦士たちは分散しつつ攻防を交わし、最後は悟空の大技で一時間以内にすべてが幕を閉じる、というあの構造である。突進力ある戦闘、『地球まるごと超決戦』の豊かなナメック星の森、ドクター・ウィロやターレスの確かな脅威、そしてクウラの最初の登場、これらすべては西尾の間合いの指紋を帯びており、今もなおカタログ中で最も繰り返し視聴されているドラゴンボール映画群となっている。
ドラゴンボールから一歩離れたあとも、西尾は東映動画の中に深く根を張ったまま、同スタジオの主要なテレビ作品の多くに携わり続けた。1997年には鳥山の世界へと再び戻り、『Dr.スランプ』のリメイクを担当し、同じく鳥山原作の『GO!GO!アックマン』にも参加している。彼の後年の経歴は『ワンピース』『ふたりはプリキュア』『ゲゲゲの鬼太郎』『金田一少年の事件簿』『パタリロ』『クライング・フリーマン』、そしてアンソロジー企画『ヘイロー・レジェンズ』などを横断していく。
しかしドラゴンボールファンにとって、彼の遺産は初期エピソードと初期劇場版の中に確かに刻み込まれている。少年時代の悟空がきんと雲の上でどう動いていたかを記憶しているなら、あるいはベジータが最初に唇を歪めた瞬間にカメラがどれほどの長さでその顔を捉えていたかを覚えているなら、それは紛れもなく西尾大介の演出を記憶しているということなのである。

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