『FULLMETAL ALCHEMIST』第34話では、エルリック兄弟がオリヴィエ・ミラ・アームストロングの冷徹な指揮のもとブリッグス要塞に落ち着き、マイルズ少佐のイシュヴァール人の血筋が明かされる。そして、地中を掘り進むホムンクルスのスロウスが要塞を襲撃すると、アームストロングは炎よりも恐ろしい兵器の準備を進める。
ブリッグスの医務室で回復したエドワードは、熱伝導率の高い機械鎧の接合部によって危うく凍傷にかかりそうだったこと、そしてバッカニアの寒冷地用複合素材義手には自身の破壊の錬金術が通用しなかったことを知る。弟(アレックス)をあからさまに軽蔑するオリヴィエ・ミラ・アームストロングは、兄弟になぜここに来たのか、なぜアルフォンスの鎧の中が空なのかを問い詰める。兄弟はホムンクルスや大総統のことを伏せた短縮した経緯を話し、アームストロングは錬丹術を兵器として応用する価値があると見なして二人を手元にとどめる。彼女はマイルズ少佐に要塞の案内と仕事を命じる。
マイルズはサングラスを外してイシュヴァール人の赤い目を見せ、エドワードを試すが、エドは人間は個人として評価されるべきだと答える。マイルズは、アームストロングが彼の混血のルーツを評価し、もし彼の血がアメストリスを許せないなら個人的に決闘に応じると誓ったエピソードを語る。要塞案内の中で二人は、新しく昇進したヴァトー・ファルマンのもとでつらら落としの作業を命じられ、その後兵器部門と要塞の動力炉へ向かうが、まさにその時、技師たちから地下から聞こえる怪しい掘削音の報告が入る。
ウロボロスの印を持った巨漢、ホムンクルスのスロウスが基盤の岩盤を掘り進んで出現する。銃弾は跳ね返され、スロウスは基地内を迷走しながら研究階へと向かう。アームストロング自身がバズーカや戦車で攻撃を仕掛けるが、自己再生能力を持つ彼の身体には砲撃すら気休めにしか効かない。エルリック兄弟は周囲の人々を保護し、その怪物がドラチマ製ではなく人間と同じ構成成分であることを確認する。それを聞いたアームストロングは戦車の燃料を用意させ、炎よりも凄惨な手段で怪物を止め、ブリッグスの力を見せつけると宣言する。
エドワードは寒さが危うく自分を痛めつけるところだった理由と、ブリッグス仕様の機械鎧に錬金術が通用しなかった理由を知る。オリヴィエ・ミラ・アームストロングは錬丹術への関心からエルリック兄弟を手元に置き、マイルズに任せる。マイルズはイシュヴァール人の血筋を明かし、人種に対するエドワードの考えを試す。ヴァトー・ファルマンがブリッグスの少尉として再登場する。ホムンクルスのスロウスが要塞に掘り進み、迅速な再生能力で銃弾やバズーカ、戦車の砲撃に耐える。アームストロングは彼が人工的に造られた人間であることを確認し、彼を止めるために戦車の燃料を要請する。
第34話「氷の女王」では、エドワードとアルフォンスが、錬丹術への興味から2人を引き留めるオリヴィエ・ミラ・アームストロング少将のもと、ブリッグズ要塞に滞在する。エピソードの最後には、ホムンクルスのスロウスが要塞にトンネルを掘って侵入し、驚異的な再生能力で銃弾やバズーカ砲、戦車砲の攻撃を跳ね返す。
第34話「氷の女王」において、エドワードは自身の機械鎧(オートメイル)を通じて体温が奪われ凍傷になりかけたこと、そしてバッカニアの寒冷地用機械鎧が単純な金属ではなく複合材料で作られていたため、自身の破壊の錬金術で分解できなかったことを知る。
マイルズ少佐はブリッグズの将校で、サングラスを外して赤い目を見せることで、エドワードに自身がイシュヴァール人の血を引いていることを明かします。彼は、オリヴィエ・アームストロングが自身の混血の出自を評価してくれており、もしそのルーツがアメストリスを許せないならば自ら個人的に決闘に応じると誓ってくれたことを説明します。
オリヴィエ・ミラ・アームストロングは自らバズーカや戦車でスロウスを攻撃するが、自己修復能力を持つ彼の体には砲撃ですらわずかな傷しか与えられないことが判明する。エルリック兄弟からこの怪物がドラクマ製ではなく人造のものであると確認を取った後、彼女は火以上の脅威で彼を阻止すべく、戦車の燃料を要求する。
『氷の女王』は原作漫画の『鉄の掟』および『雪の女王』のエピソードをアニメ化したものである。また、髪を短くカットした姿のアルフォンスの兜が初登場する回でもある。
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